音楽の喜び フルートとともに

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ポートベロー路上市とビクトリア&アルバート美術館

2014-05-19 23:35:25 | 紀行

ロンドンはなんでも高い。ノーフォークプラザホテルは、エレベーターが故障して使えない、4階までトランクを階段で運ぶのは大変でした。シャワーはぬるいし、水圧が弱くなかなか洗えない。1800年代に建てられた古い建物を騙し騙し使っているので、窓枠は木ですきま風が吹き込み、階段の天井はところどころ漆喰が剥がれて落ちています。

その上、バイキングの朝食は温かいものは、別料金。これで、一泊20000円。高すぎ!
「消費税20%だからね。」と夫。
社会保障がしっかししている社会ってこういうものなんだ。

イギリスの人たちから伝わってくるのは、安定。
通勤電車や、混み合ったホームでも、譲り合い、少し触れただけでも
「excuse me」「sorry」「thank you」
日本で感じるイライラや、我先にという気分は伝わってきませんでした。

ポートベローの路上市には、アンティークの銀食器や、家具がたくさん売られていました。
たくさん店の集まった怪しい建物の中でも、全く危険は感じませんでした。
但しものは高くて買えませんでしたが…。いちご、ハム。チーズなんかは安かったけど。もって帰れないものね。

これは、アンティークの体重計。文字盤が反対で下の鏡に映っているのを見て測ります。なんだか使ってみたい気がムクムクと沸き上がってきましたが、値段を見るとやっぱりふみきれませんでした。


芸人は、クイーンの曲に当て振りをつけていました。かなりなお年、そううまくもなかったけれど、楽しい気分で、観光客には受けていました。

午後から、ヴィクトリア&アルバート美術館。無料。ローマの遺跡がゴロゴロ置いてあり、広大。

見たかった英国の画家ロセッティと、ターナーの絵は少しだけ、大英帝国の略奪の歴史でもあります。

ここにあるから、守られたものもあるのかもしれませんが。モリスの設計した部屋は、レストランとして、今も現役。こういうところがイギリス。まあ、東大寺のお堂をレストランとして使うような感じかな?まあ、そこまで古くはないですが。
数ある素晴らしい展示品の中で、この聖母子が心に残りました。