万両は、ヤブコウジ属だそうです。赤い実が目立ちだすと、冬が来たなと言う気がします。
土日ブログを投稿しないせいで、日記がずれています。
昨日はドリーブのオペラ「Jaen de neville」のファンタジーをピアノのSさんと合わせました。
作曲者のポール・タファネルは、フルートを知り尽くした人です。
14歳のゴーベールを見出し、最晩年にはモイーズを教えました。
有名なタファネル・ゴーベールの「日課練習」は「メソッド コンプリート」の一部です。
フルートの基礎を築いた人だけあって、「このフレーズで、こういう動きなら、これくらいの速さでふけるだろう。」「このフレーズならここまで早くできるだろう。」と言われているような気がします。途中から「これでもか、これでもか」と、スピードが上がってきますが、フルートを吹く側から言えば真に自然。基礎がきちんとできていれば、吹けるはず・・・。
ああ、恐ろしいこと。
動きは早いですが、フレンチスクールらしく、あくまで軽やかに優美に演奏しなくてはなりません。
初めが肝心。ゆっくりと決してあせらず、「どんなに滑らかに次の音に移行するか?」ということに集中しながら、何度も吹きます。
「唇、指、首、肩、腕の緊張が解けているか?地面にしっかり足がついているか?」うまくいったら、一メモリだけ、メトロノームのテンポをあげます。
「どんなに早くても、そこからはじめなさい。」とレイモンド・ギオー先生は、おしゃっていました。
がんばれ私。
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