うちの庭になっていたスウィートオレンジ。
にオレンジを導入し、大規模栽培が10世紀に始まりました。
の宮廷で活躍したのは
フィレンツェの粉ひき職人の家庭に生まれ、音楽の専門教育や正規の教育は受けていませんでした。ギターやバイオリンを自ら習い覚えました。
の台本で舞台舞踊喜劇を作曲し成功します。
収穫しました。
植えて10年位経ちますが、場所が悪いのかあまり成りません。
今年は3個。
数は少ないけれど、甘くて美味しかったです。
スウィートオレンジはマンダリンとブンタンの交配から生まれました。
紀元前314年中国文学が最古の記述です。
ヨーロッパでは、ムーア人がイスラム統治下のイベリア半島
にオレンジを導入し、大規模栽培が10世紀に始まりました。
9世紀イスラム統治下のシチリア島
に導入されましたが、イタリアとポルトガルの商人が地中海海域にオレンジの木を持ち込んだ15世紀後半か16世紀初当までスウィートオレンジは知られていませんでした。
その後すぐにスイートオレンジが食用果実に採用されました。高級品と考えられ、富裕層はオランジェリーと呼ばれる私的な温室でオレンジを栽培しました。
1646年ルイ14世はベルサイユ宮殿に王室オランジェリーを作り、オレンジの木を植えていました。
銀無垢の桶が宮殿の部屋中に置かれ、そこで栽培したオレンジが年中供給されました。
スペイン人渡航者がアメリカ大陸にスウィートオレンジを導入しました。1500年代半ば、南米とメキシコ、1565年にはフロリダ州にスウィートオレンジがもたらされました。
オレンジはビタミン C が豊富にあり、簡単には腐らないので、大航海時代にポルトガル、スペイン、オランダの船員が壊血病を防ぐために貿易ルートに沿ってみかん族の果樹を植えていきました。
日本では欧米との交易は確立されず、古代から中国経由で導入されていたオレンジの近縁種みかんが先に栽培され、国内流通していました。
欧米からオレンジが導入されるのは明治時代に入ってからのことです。
ルイ14世
の宮廷で活躍したのは
ジャン パティスト リュリ(1632ー1687年)
トスカーナ公国フィレンツェ生まれ、フランス王国パリ没。
フィレンツェの粉ひき職人の家庭に生まれ、音楽の専門教育や正規の教育は受けていませんでした。ギターやバイオリンを自ら習い覚えました。
1650年末から1652年「王の夜のバレ」に出演すると、ルイ14世が彼のことを気に入り、国王つき器楽曲作曲家に任命され、さらに作曲家、踊り手として王に仕えるようになりました。
宮廷の絃楽合奏団「フランス王の24のヴィオロン」に参加し、踊り手としても頭角を表します。
王と同じ舞台で踊るようになると、この関係を通して王と親密な関係を築き上げていきます。
1661年ルイ14世の宮廷音楽監督に任命されます。これを機にリュリはフランスに帰化します。
婚約時には王自らその契約書に署名するほどの寵愛で、リュリはミシェル ランベールの娘マドレーヌと結婚し6児を設けました。
モリエール
の台本で舞台舞踊喜劇を作曲し成功します。
1670年モリエールとの仲が険悪になっていきローベル カンヴェールによって歌劇という可能性に目を向け直しました。
ルイ14世も1670年以降一切踊らなくなり、二人ともバレエへの関心は年を重ねると次第に薄れていきました。
その後、リュリは王室の外で歌劇を上演しました。
1673年にはその歌劇を認めたルイ14世により王室の中で初演を行うことになりました。
ルイ14世のリュリへの寵愛は一向に衰えることがなく、王太子の寵愛も得るようになりました。
リュリは興行主としての才能も発揮し、王から得た特権を元に台本や印刷譜の販売事業などからも莫大な印税を得ました。
国内の公演を認可する権利も経て名声を高めました。
ジャン ド ラ フォンテーヌやラシーヌから台本を入手して作曲も行っていました。
一方、リュリは放蕩でも名高かく、兼ねてから両性愛の噂が絶えず、男女を選ばない漁食行為を種に幾度もスキャンダルに見舞われていました。
絶頂期にあった1685年ついに王の小姓のブリュネとの男色関係が王の耳に入ります。
この頃ルイ14世は外交上の理由などから宗教、道徳を重視するようなっていました。
リュリはこの男色関係により王の不興を買ってしまい、宮廷での上演は1686年以降行われず、パレ ロワイヤルからの立ち退きも求められることになりました。
皇太子は変わらず、リュリは彼のための作品をいくつか作曲しましたが、ルイ14世からの寵愛が戻ることはありませんでした。
ルイ14世は「太陽王ルイ」と教科書にも掲載されていますが、彼は生涯で、何度も太陽王アポロンに扮して踊っています。
国家の隆盛でもありましたが、実際にその名をつけ、曲を書いたのはリュリで「太陽王」を2人でブロデュースしていたのです。
その中の一曲「アポロンの入場」
まだまだ寒いのでお身体大切にしてお仕事してくださいね。
美味しいですものね。
これからも訪問させていただきますので、よろしく。