音楽の喜び フルートとともに

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パディントン駅

2014-05-17 00:50:28 | 紀行

5月9日早朝大阪から、羽田へ、そこから8時発ANAに乗って12時間イギリス、ヒースロー空港に到着。ヒースローエキスプレスに乗って、



現地時間16時30分頃 パディントン駅へ到着しました。
以前は、くまのパディントンで、有名なパディントン駅です。
1854年にブルネルによって作られたこの駅は、実用的なだけでなく、産業革命の鉄とガラスで作られた歴史的建造物でもあります。
1854年というと、日本ではペリー来航。移動手段は船か馬。さぞや、昔の人は驚いたとおもいますが、今私が見ても、この偉容には、圧倒されます。


美しい曲線の鉄の窓枠。駅の中にはスーパーや、パブ、回転寿司屋さんなどがあって、滞在中何度もお世話になりました。


駅近くのノーフォーク公園に面したノーフォークホテルに泊まりました。ロンドンには、こういう小さな公園があちらこちらにあって、夜には門に鍵がかかり、お手入れも毎日されています。季節の花は菜の花ですが、日本ではほとんどお目にかかれないオレンジの菜の花も混じっていました。とっても可愛い。


実は、小学生の頃、イギリス文学のファンになり、児童書から古典、近代と読みまくりました。もちろん翻訳でですが(^^;)

その頃、初めて海外に行くなら絶対にイギリスだと信じていましたが、なぜか縁があってフランスへ。それから何回か海外に出ましたが、イギリスには行く機会がなく、今までかかってしまいました。

溜まりに溜まった何年分の思い入れ、さて、どんなことになったのでしょうか?


ただいま

2014-05-16 00:29:18 | Weblog

お休みしてごめんなさい。
ロンドンに行ってました。
家を空けると無用心なので、公開していくわけにはいかないし・・・黙ってて超苦しかった(^^;)
明日から、ちゃんと投稿しますね。今日は、疲れた~。


手作り

2014-05-08 21:37:49 | Weblog

今日は、Gさん、Mさんとあべのハルカス・・・・


の、道路を挟んで向かい側のQ'Sモールに行ってきました。

お目当てはABCクラフトの布。
牧野ママ友手作りサークル・・・って名前はないですが、GさんとMさんと一緒に新しい手作り専門店ができたのなら、ぜひ見ておかないと。ということで出かけました。
私のもうひとつの目的は、ミシンの名人Mさんに、コンサート用のドレスを、前からちょこちょこ作ってもらっていましたが、今回は、以前作ったピンクのドレスを、もうちょっと派手にしようと、材料の調達です。ドレスは高いので、自分たち手作りすると、サイズも、値段もご機嫌でできます。

一人で作っていると、煮詰まってくるので集まってお茶でも飲みながら、ドレスを作ったり、思い思いの手作り品を持って一緒にやってしまおう!と、いう企画。

まあ、音楽のアンサンブルのようなものです。
一人でやるのもいいけれど、3人手があれば、音も厚みを持つし、情報量も3倍。客観的な耳も3倍。

しかし、3倍になるか、船頭多くして 船、山に向かうかは、お互いの技量次第。

それは、音楽的技量だけでなく、人間的な技量。他人に寛容であるかとか、単に、約束したことを守れるか?とか、その時その場にいるか?という単純なことだったり。耳の痛いことでも相手の言っていることに耳を傾けれらるか?ということから、
何かあったときに、相手の分まで責任をとれるか?という、深いところまで、

結局、信頼は、単純なことの積重ねの上にしか、乗らない。

音楽だって、手作りだって、共同作業はみんな同じ、信頼がないと、肝心なときに、足をすくわれる。そして、すくわれるのは、相手のせいではなく、自分の自分に対する信頼や、相手への尊敬、人を信じる力の無さのせいであると、私は思います。

ほとんどうまくいかなくて落ち込みますし、今日うまくいっていても明日は大失敗ということもあります。しかし、継続していれば、それだけの進化はあるはず。という希望だけでやっています。

でも、心配しないで、完璧な人間はいない。
関係がうまくいかないのも、一人だけの責任と言うことはないですから。
私は赦されるなら、今回この3人で、えっちら、おっちら、笑ったり、泣いたり、怒ったりしながらでも、成長し続ける覚悟だけはできています。


ヴィルヘルム・ポップ

2014-05-07 21:20:57 | ロマン派

ご近所のプランターに、金魚草フローラルシャワーが密植されていました。こんなに詰め込んで大丈夫なのかな?可愛いけど。


GWに来ていた次男が福山に帰り、少し寂しいです。

ポップの楽譜を探しています。
ポップはあまり日本では知らていない作曲家ですが、youtubeを見ると、いろんな人が演奏していました。

ポップは1902年コーブルクに生まれ、1955年ハンブルクでなくなりました。フルート奏者であったこと、500もの曲を作曲したこと、メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルトをフルートに編曲したことや、リゴレット、リナルド、椿姫、ファウストなど、オペラの曲をもとにしたフルート幻想曲を多く書いたことくらいしか、わかりませんでした。

リゴレット、椿姫などは、大体はペトルッチの楽譜図書館を利用するのですが、そこにもありません。
ご存知の方いらしたらぜひ連絡ください。
作曲家に関する情報もお願いします。




自動水やり機

2014-05-06 20:43:10 | ガーデナー

ゴールデンウィーク、福山に行った次男が帰省。丁度いいやと、うちの庭に自動水やり機を設置することにしました。
実は数日前に自動水やりセンサーとホース、スプリンクラーが一緒になったものを購入。
簡単にできるというので、タカをくくっておりました。

ところが、外の水栓は裏庭ではなく、玄関に一つあるだけ。
ホースと塩ビ管をつないで、外回りをぐるっと回すことになりました・・・大変。


ホースとホースだけだと、強度に問題があり、水を通した途端に、つなぎ目から水漏れ。
つなぎ目は太めのホースを塩ビにかぶせて上から冠で止めました。木の杭(角材を買ってきてオイルステインを塗って、屋外用ニスを塗った)を地面に埋め、そこに塩ビで回してきた水栓を固定、固まる土(セメントではないけれど、水だけでセメントのように固まる)を入れて補強。

その先に水やり機をセット。留守でも、時間になると、水をまいてくれます。
ホースから分水しましたが、8箇所しか取れないのに、鉢はもっと多い。本来地面に刺すスプリンクラーを杭に取り付け上の方から散水。これで、何鉢か一遍に水をやることができます。


準備されたホースでは足りなかったり、冠で止めたのに、水圧に負けて水が吹き出したり、終わってみれば、完成まで3日もかかってしまいました。

水をやるのは楽しみですが、家族が減るとちょっとした留守も大掛かりなことになってしまいました。

それでも、親子でアーでもない、コーでもないと考えながら、働いていい休日を過ごすことができて、よかったでした。





初夏の音楽会

2014-05-05 23:56:20 | コンサート

芝桜 ハナシノブ科で桜とはあまり関係ないです。これはスカーレットフレームという品種です。これは近所のお庭ですが、秩父羊山公園や、館林のトレジャーガーデンなどは、芝桜、何万株で埋め尽くされた景色を楽しむことができるそうです。



3日。甲東園「小さなピアニストと管楽器奏者による「初夏の音楽会」に出演してきました。
かわいい子どもたちの演奏の後、フルートのTさんによるジュナンの「ヴェニスの謝肉祭」。
サキソフォンのKさんによるトマジの「バラード」
そして、私のポップの「ヘンデルの歌劇「リナルド」の主題によるファンタジーカプリス。
伴奏はもちろん中田百合子さん。

それから、ピアニストの有居恵さんのモーツアルトの「ソナタkv.311」。ショパンの「バラード」、中田さんのショパンの「幻想即興曲」

最後はこどもたちによる合唱で「貝殻のうた」

Tさんは、Kさんはドルチェ楽器で、中田さんの伴奏をしてもらったことがある繋がりだそうです。
Tさんは私のことを、楽器店で知っていたらしく親しく声をかけてきてくれました。
Kさんは働いてから音大に入り直したそうです。

リハの後、3人でサンドイッチや、おにぎりを控え室で食べながら、世間話をして、緊張をほぐすことができました。
黙って誰とも話さないで、帰ると、つらい。後で有居さんとも、色々話しました。
情報交換は、大切です。

ポップを、ざっくりと10分位の曲だと思っていたら、15分近くあってびっくり。どうりで疲れるはずです。
体力の維持も大問題です。

さて、本番前、Tさんのジュナンから、楽屋裏でモニターを見ながら待ちました。中田さんは影マイクでMCをしながら、伴奏もします。

いい感じです。ホールも音響がよく、よく響いています。

サックスのKさん、トマジのこの曲は初めて聞きましたが、いい曲です。フルートの曲も書いてくれていないかしら?今度しらべなくっちゃ。

そして、私。音量の大きなサックスの後?と思っていましたが、始めたら忘れてしまいました。
本当に小さいけれどいいホールです。
音が伸びて気持いい。

中田さんのピアノもぴたっとついてきてくれています。
小さなミスはありましたが、いい演奏ができたと思います。

3人で記念撮影をして、有居さんの演奏。
優しくて、包容力のある音。モーツアルトらしい演奏でした。

中田さんのショパンは、始めて聞きましたが、確実なテクニック。抜群の安定感。
さすがの演奏です。

最後の貝殻のうたは、東日本大震災以来、みんなを力づけたいと作詞活動をされている和合亮一さんの詞に、伊藤康英さんが音楽をつけたものです。
「・・・命よ この命よ、この星よりも、重たい命。 貝殻にも、光にも、雲にも、牛にも、駅にも、街にも、船にも、私にも。この地球よりも 、重たい命がある。 黙礼 あなたあなた 大切なあなた 命のはかなさを知って 泣いているあなた 私も・・・」

子どもたちの歌に、本当に勇気づけられます。
風化させてはいけないという中田さんの強い思い、しっかりと伝わりました。

本当にいいコンサートでした。ありがとうございました。






ノックし続ける

2014-05-02 23:28:00 | 介助

大紫露草(オオムラサキツユクサ)の季節がきました。花の命は短いですが、花季は意外に長く9月まで次々と咲きます。


今日は、夕方から父をみる日です。
体の具合が良くなって、認知症の症状も改善しているような気がします。
記憶力は相変わらず、今聴いたことを覚えていません。
「次男が、GWで今晩帰ってくるよ。」と言ったら、
「ふーん。どこに行ってるんや。」
「福山。」
「なんで?」
「大学に行ったんよ。」
「顔覚えてる?」
「うーん。思い出されへんな。」
「また、連れてくるから、忘れたらアカンよ。」
「うん。そうやな。」

って、忘れるのはわかっていますが、言わずにはいられません。
それでも、体が良くなって、耳は遠いけれど、大きな声で言えば、受け答えが早くなりました。

テレビを見ていると、「そりゃひどいな。」とか、「おかしいなあ。」と私に向かって言いながら笑って見ています。私も、「おかしいなぁ。」とか言いながら一緒になって笑っています。

感情が豊かに動き、それを誰かに伝え、共感を起こす。
そういう能力は、まだ失われてはいません。

そして、その能力がある限り、私たちはまだ人としてつながっていられます。
諦めないで、話しかけ。問い、ノックしつづけようと思っています。



合わせるの大好き

2014-05-01 22:15:55 | 音楽

早咲きのクレマチス ヴェスタプラッテ

甲東園のマンションの柵に咲いていました。



今日は午後から、3日にあるコンサートの最後のピアノ合わせでした。
京阪の牧野から京橋、JR環状線に乗って大阪駅、そこから、阪急に乗って西宮北口、そこから今津線で2駅で甲東園。
JRから、阪急の乗り換えがグランフロントができたおかげで、行きやすくなっています。一回地上に降りて陸橋を登っていたのが、2階から降りずに歩けます。
よし、帰りはグランフロントに寄って帰ろう。

中田さんとやって、いつも感心するのは、一度こんなふうにやりたいんです。と、お願いすると、2度目はもうそういうふうに弾いてくれること、そして、次やった時にほとんど戻らないこと。

そしておかしいところは、おかしいと言ってくれるところです。

おかしいのは、だいたい私が焦って合図をだし間違ったり、指が滑ってしまったところです。

落ち着いて演奏しなくっちゃ。

いろいろすりあわせて、2回目は、うまくいきました。

嬉しくなって、帰ったら、グランフロントに寄るのを忘れてしまいました。
帰って、吹きたい。
依存症かも。めっちゃ楽しい。本番が楽しみです。