朝、パガニーニのソロ狂想曲の24番を練習しているとGさんからメール。
「今日、11:30から、家にいますか?」「はい、います。」おじゃましていいですか?」「はい。」
というわけで、Gさんがやってきました。
「ヨーヨーをつくったから。」
ヨーヨーキルトのことです。次にサロンで作るアルバムのことを話したら、「ヨーヨーキルトなら、作ってくるよ。」って言ってくれたのでした。Gさんはスタッフではないのですが、手作りがうまいので、時々相談しています。
お菓子持参してきてくれたので、お茶を飲んで世間話ををして、その間に、Gさんチラチラと、アルバムの作りかけの段ボールを見ます。
「一冊だけ、作ってみる?」というと、「うん。」とニコニコ。
段ボールを芯に入れて布でくるんでボンドでとめます。
渡してみると、早速ヨーヨーを貼って、こんな感じ。
「レースペーパーも買ったんだけど。」というと、本当はそのままにしておくウラ面をこんな感じに。
私もちょっとヨーヨーと豚のレースとリボンを張替え。実際に使う材料の見本を作らないといけませんから。
Gさんも「じゃあ、ヨーヨーとレース、豚レースでつくってみようか。」と、私の作ったウラ面をデコレーション。白いレースペーパーがわかりにくいというので、絵の具をつけて叩いてくれました。
さすがに、材料を使いすぎて足りなくなってはいけないので、はがせる両面テープで、仮止め。
いざとなったら使えます。
大体セットにする組み合わせがわかってきました。
来週は、いよいよ段ボールを切って布を貼る作業をします。
夢中になって作っていたら、16時。
「はよ、行かな!」とGさん。
今日は父を見る日でした。
バタバタと片付けて、フルートをつっこんで、松井山手に走りました。
間に合って、父を迎えて、夕食を作って、一緒に食べ。
母が22時頃帰宅。
22時過ぎ、家に帰ろうとしたらやんでいた雪がまた。車の屋根です。
車載温度計は2度。走り出すと舞い散る雪、雪。体感温度はもっと低いように思えました。
アリッサムとステラのコスモパープルの寄せ植えは、寒くてもとっても元気に生い茂っています。
アリッサムは、どことなく懐かしい気がしていましたが、調べてみたらミヤマナズナ属。
つまり、アブラナと同族だそうです。
ステラはゴマノハグサ科地を這うように広がります。
今日は、久しぶりにピアノのTさんと会いました。
樟葉近くの喫茶店で、場所を貸してくれるところがあるので、一度カフェコンサートをしましょう。と声をかけていたのです。
下見に行くと、称してカフェでランチ。野菜カレーのセットを頂いてきました。
モール街で、ヴァレンタインチョコを買って、家に戻り練習。
「ちょっと、コンサート会場を決める前にリハビリさせて。」とTさん。
ということで、しばらくうちに通ってくれることになりました。
リハビリ曲は、ドボルザークのソナチネop.100と、フォーレのファンタジーop.79に決めました。
3月にもう一度合わせてみます。
ソナチネは、前にもやったのでほとんどできていますが、フォーレははじめて合わせるので、これから。
Tさんとのアンサンブルはいつも楽しいです。オプションのおしゃべりも楽しいし。
楽しみが出来ました。
冬のうちの庭に一輪のバラ、ピエールドロンサール。
四季咲きですが、やはり真冬は花を咲かせないことが多いです。
一輪だけに命を集約するように、巻きがギュッしっかりしていて、色も濃いです。
今日は、クーラウディ。
持っているクーラウのフルート曲を引っ張り出して片端から吹いてみます。
クーラウはピアノのソナチネで有名ですが、フルートの曲もたくさん残しています。
ドイツで生まれましたが、後には、デンマークに移住し、オペラも残しています。
父も祖父もおじさんも軍隊のオーボエ吹きだったそうで、音域がかぶっているフルートは作曲しやすかったのかも、どれもフルートで演奏するのにとても自然な曲想です。
クーラウは後に「フルートのべートーベン」と呼ばれます。
クーラウ自身も、ベートーベンを敬愛していて、一度だけ会いましたが、どちらも飲んべえで夜が明けるまで飲み。
「冷やしなさい、生ぬるくなく」とクーラウの名前をもじって、ワインを歌った曲を帰りがけにベートーベンから贈られます。
フルートソロや、デュオ、トリオいろいろ残していますが、今日はピアノ伴奏曲。
op.63は前奏と変奏オペラオイリアンテの主題による
op.68ディベルティスマン4番と6番
op.71グランドソナタ
op.94少女のための8つの変奏
op.98前奏とロンド
op.101前奏と変奏ブリランテ
op.104スコットランド民謡による6つの変奏曲
どれも優雅で、美しいです。残りの楽譜も集めたい。
間で、昨日残った材料で、色紙雛を作りました。
千代紙の色柄の合わせの妙が、より出る折り方を試してみました。
3枚重ねて、上から大中小と千代紙の大きさを変えて切り、3枚を糊付けしてからおりました。
どうかしら?
今日の子育てサロンは、お雛様作りです。
千代紙と、毛氈、千代紙をデコパージュした飾り紐を用意。
これは、試作品。折り方を説明するので、まだくっついていません。
色紙の絵は、Tさんの書画。いいでしょ。
今朝は本当に寒かった。参加自由のサロンは、あまりに寒くて人が来ないかもと思いましたが、バギーを押したり、抱っこで、親子がやってきてくれました。
会場設営に男性のKさん二人も寒い中、手伝ってくれました。子どもたちのためと思うと力が出るのです。
今日は、1歳児が多いですが、Mさんが、サロンの歌を振り付きで踊ると、目を丸くして振りを追いかけていました。小さいと、わからないということはありません。幼ければ幼いほど、1回の刺激への集中と感動が桁違いに大きいです。
Oさんが、お名前をよぶと、小さくて自分で返事したりはしませんが、「なんだろう?」と見ています。
Y・Yさんが、かくれんぼの歌をパペットを付けて歌い、スタッフみんなで、パペットを動かすと、2歳児の女の子が、指差して「うさぎ」とか「さる」とか言います。自分より少し大きな子どもからの刺激は、大人からのそれとは比ではありません。幼い子たちは、おねえちゃんのすることを目をきらきらさせて見ています。
お母さんと遊んだ後は、分かれて子どもたちはスタッフと遊び、お母さんは机で製作。
今回は簡単。日本の柄は、柄と柄を合わせても、変になりません。
こんなぼやけた色と思っても、襟に別の柄の色を持ってくると、がらっと印象が変わります。
洋服の生地のような感覚とは全く違います。
そういう和の文化の感覚を千代紙は手軽に味わえて、おもしろいです。
Yさんが、最後に絵本を読んでくれました。絵本の中で動物が挨拶するところにくると、一緒に挨拶している子どもがいました。まだ、言葉ではなくて、身体でこっくりします。
かわいくて、挨拶をかえしあいっ子しました。
陳腐で、言い古されたことですが、挨拶は大切です。
挨拶から大切な絆ができることもあります。
子どもたちが、長い人生でいい人間関係が築けますように。
土曜日は、ふれあいクッキングでした。小学校の家庭科室に、幼稚園児からおばあちゃんまでが集合。
大人の方はなるべく子どもに任せてみるのが、ふれあいクッキング。
レシピ通りに作るのはトリュフです。
ホイップクリームを温めて刻んだチョコと混ぜてガナッシュを作りますが、おっとここで、失敗。泡立てると思って、6年女子チームお砂糖を入れてしまいました。
「大丈夫、大丈夫。もう1回、85g測ってね、これは、後で使うから。」
お料理の失敗は、あっはっはと笑えてまたやり直せるところがいいのです。
ガナッシュを冷やしている間にデコレーションケーキを作ります。
家庭科室にはオーブンがないので、買ってきたスポンジに班ごとに好きにデコレーションします。
フルーツをサンドして、ホイップクリームふんだんに塗ります。
クリームを絞って飾った後、チョコやフルーツをくっつけていきます。
材料はみんな同じ分量だけ渡していますが、
みんなちがうでしょ。それぞれに素敵です。みんなで切りわてニコニコ美味しくいただきました。
さて、冷蔵庫で固めたトリュフを仕上げて、
一人3個ずつラッピングして持ち帰ります。
カード付き。「大好きな人にあげてね。」「うん、わかった。」というのは低学年の子、「おばちゃん、何言うてんの?」っていうのは高学年の女子。
パパにあげるのかな?やっぱり男子かな?
自分で食べちゃったりして。想像するのも、暖かくて楽しい気持ちになるふれあいクッキングでした。
明日はふれあいクッキング。午前中レッスンのあと、スタッフのみんなと最後の買い出しに行きました。
近所のスーパー集合。
デコレーションケーキのスポンジと、フルーツ、あと洗剤や、キッチンペーパーなどなど。
トリュフチョコの他に、スポンジにホイップクリームや、フルーツを好きなようにデコレーションしてもらいます。
これは、私も楽しみ。班ごとにどんなものができるのか?
とりあえず、いちごはYさん宅に、Tさんはフルーツ缶をもってかえってもらい、車で行くわたしのところには、スポンジ、キッチンペーパー、エトセトラ。
冷蔵庫にはホイップクリームが大量にスタンバイ。
エコバッグに割チョコ
次の火曜日には、子育てサロンもあります。お雛様の色紙をつくります。Tさんが、得意の書画を書いてくれます。私は千代紙を男雛と女雛の2組合わせ、その一枚ずつに襟の色を3枚づつ合わせました。これから、これを4等分にしセットします。
夜になってMさんからメール。ケーキ試作してくれたらしい。
写メ送ってくれました。
かわいい。
今日は久しぶりに独奏曲を引っ張り出して練習。
クーラウのソロバリエーションop.10
ダマーズのL.de Lorenzo マレのラ・フォリア、エラートのソナタ アパッショネート、パガニーニの24の狂想曲24番、フェルーの3つの小品。
ソロ曲を音楽として成立させるのは、難しいです。フルートは単音楽器だから、伴奏と旋律を一人で表現することになります。明確に吹き分けなくてはいけません。
テンポやリズムもありますが、退屈させないようにゆらぎも自分でつくります。
練習の合間に、
メガネケースにデコパージュ。
ペーパーナプキンを貼って、液を塗ります。立体なので、型紙に合わせて切るにも、型紙がないので、ぴったり貼りつけながら、カーブなどをそわせ、余分なところをハサミで切り落とします。下の直線部分の余分は、液が乾いてから、カッターで切り落とします。
液を3回塗り重ねてできあがり。
デコパージュって簡単・・・ほんと。
ソロ曲もこんなふうに行くといいんだけど・・・。
昨年のお祭りで買ってきた多肉植物、サボテンの寄せ植え。
長くなってきましたが元気です。
小さな鉢に、セダム虹の玉、若緑、タマツツジ、星乙女、ドラゴン、クッスラ、スパツフォリウムがギュッと詰まっています。
クリント・スミスは「沈黙のもたらす危険」について、TEDでプレゼンテーションしています。
https://www.ted.com/talks/clint_smith_the_danger_of_silence?language=ja
キング牧師の言った言葉「最後に思い出すのは、敵の言葉ではなくて、友の沈黙だ。」を初めに引用して始まるプレゼンは、沈黙の大切さと、危険について伝えています。
ヒトラーが政権をとった時、支持率は3割。3割は反対、後はどちらでもない。だったそうです。
高速道路の側道にゴミの山ができているとき、捨てるのは1割満たないそうです。
ルワンダの大虐殺は、フツ族がツチ族を虐殺した時、大半の人々は積極的に虐殺しようと計画していたのではなく、ラジオが呼びかける声を「やつらはゴキブリ。ゴキブリを殺せ!」という声を、社会すべての声だと聞いたことによって、火が付いたそうです。
思春期の子どもたちは、批判されることを極端に嫌います。批判されないために、仲間を作り、仲間以外を排除します。
ところが、人間はみんな不完全、ましてや若くて経験のない子ども。順番は自分に回ってくる、そうならないために、スケープゴートを作り上げる。
少し、反応が悪い、醜い、変わっている、弱いところがある。グループにとって良くない言動をとった。など、いろいろな理由が、いじめの原因になります。
どれも取るに足らない違い。自分は向こう側の人間では無いと、証明するためにみんな必死なのです。
理由を聞くからおかしくなる。虐待される子どもはみんな躾だと言われてきました。
ネットにも、非常識で冷たく恐ろしい書込みを匿名性を利用して書き込む人がいます。
そういう空気を吸って生きてきたから、痴漢にあったら、自分にスキがあったからだとか、私も自分に言い聞かせたり。
どこかで、それをやめなくては。
ヒトラーに、おかしなことはおかしいといい。
ゴキブリを殺せ!人間はゴキブリではない。といい。
仲間に、私も不完全な人間だと言い。
叩くことは躾ではないと言う。
ネットだからと無責任なことを書き込まないでと言い。
私ではなくて、痴漢が存在することが悪いのだと。
私はどのみちゴミを垂れ流して捨てているのは、30%満たないと思っているのです。
今日は節分。
夫が八十島の恵方巻きを買ってきました。大阪巻きと書いてあって、中の具が、卵、しいたけ、あなご。
アナゴの量が半端ないです。
大阪巻きって、大阪に住んでいながら食べたことがありませんでした。
西南西に向いて、黙って丸かぶり。夫は飲みたいから、「こんなん、一度に食べられないよ。」と食べません。ので、一人で丸かぶり。昔からみんな一緒が嫌いな人です。
味は甘めで美味しかった。
来年もこれでもいいや。
ふきのとうと、菜の花の天ぷら。里芋と、近江牛の切落しの煮物。お味噌汁と大根のお漬物をつけて、節分御膳。by素子作。
いつもとちょっと足しただけのささやかな節分。
豆まきもちょっとだけ。
子どもたちは遠くへ行って家の中は人が減って少しさびしいですが、節季をむかえられるというそのことが幸福です。
土曜日、「車を動かさないと、エンジンがダメになるから、彦根に行く。」と夫が突然言い出し、『なんで彦根?』
夫の会社の倉庫があるから、取引先があって、最近よく行って馴染みがあるから、名神をブーンと結構なスピードで走れるからなどなど。夫だけの理由があるのです。
が、夫が言った「近江牛ランチだと安く食べれるから。」というのが、私いちおしの理由。
軽い気持ちででかけたけれど、近江富士がなんだか、おぼろにけぶり。
彦根市内は、積雪3センチ。彦根城も屋根にうっすら雪。
千成、伽羅。町家風の長い縁石。
すき焼き御膳といろどり御膳。近江牛を食べるための御膳です。やっぱり美味しい。
中庭と、玄関のちょっとした感じもいいです。
帰りは雪の中山道。幹線は往来で雪は溶けていますが、誰も通らない田んぼはこんな感じ。
すっかり、雪国。
安土城跡。焼けたので何も残っていません。手前の右に前田利家邸、山を少し上がったところに羽柴秀吉邸があり、山の上に安土城がそびえ立っていたそうです。ふもとは、家もなく広い平らな土地が広がっています。
水源は近いし、この広大な平野に、人が住んだら、確かに大きな都市になっていただろうと思います。完成して1年足らずで、落城。信長の野望は焼失したのでした。
枚方に近づくと、雪がうそのような美しい夕焼け。