絵本作家のヨシタケシンスケさん。
ご存知ですか?
私が初めてその名を目にしたのは、4歳の子どもと一緒に行った病院の待合室でだった。
娘は「りんごかもしれない」というその絵本を本棚から選んできて、一緒に読んだ。
なかなか面白くて、その病院に行く度に読んだ。
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そして、本屋さんで見つけた「ぼくのニセモノをつくるには」
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娘と一緒に購入して何度も読んだ。
独特な視点で、なるほどなと思う。
それ以降、ヨシタケシンスケさんの絵本を見つける度、読む。
面白い。
自分が当たり前と思っていたことは実際そうなのか?
もう一度考えさせられる。
そのヨシタケシンスケさんのインタビューが、朝日新聞2021年8月29日の教育欄に載っていた。
自身の子ども時代の話を紹介しつつ、不登校のお子さんについて、こう話している。
以下引用*****************************
不登校のお子さんは、何かしらの理由で「学校に行かない」という選択をしている。
「勉強についていけない」など理由がはっきりしている子もいれば、「なんとなく」という子も多い。
この「なんだか分からないけど行きたくない」という直感は、生きるための強さがあるということ。
人として一番大事なのは「選ぶ力」だと思います。「逃げる」とは、生きるために「選ぶ」ことであないでしょうか。逃げるのは、非難されることでは全然ないんです。
逃げる人は先のことを考えていないと思われがち。でも「居心地のよい場所を探しに行くために、この場から離れるんだよね」と言い換えてあげればいい。
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ご自身も嫌いなもの、これだったら我慢できるかなと選ぶ生き方をして、今居心地の良い場所を見つけたと。
そして、こう続いていました。
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若い時には、自分を喜ばせるためのコレクションをたくさん集めてください。写真でも文章でもどんな形でも。それが将来の自分を救うことにつながる。
好きなものがなければ、嫌いなものでもいい。
「好き」はころころ変わるけれど、「嫌い」は変わらなかったりする。強い気持ちは人を動かしてくれます。
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強い気持ちが人を動かす。
よく、好きなものが。。。とはいうけれど、嫌いなもの、ねえ。
確かに、嫌いならそれをどう克服するか、回避できるかという方向に動くということになるか。
自分を喜ばせるためのコレクションを集める。
それは、私にとっては茶道に関する情報を集め、勉強する、ことかなあ。
みんなが我慢するだけじゃなくて、居心地のいい場所を見つけて、
幸せを感じるコレクションに囲まれていたら、
世の中は平和になりそうだなあ。
ヨシタケシンスケさんにまたもや考えさせられた。
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