“内の七事と外の七事身に随う”の精神を基礎として作られた七事式ですが、その内容については既にご紹介した七事の他にも説があるようです。参考までに別説をご紹介しておきます。
優れた禅僧が身に具えているべき七事の自在のはたらきとして以下の七つがある。
① 殺人刀:学人のもてるもの一切を裁断し尽くすこと。
② 活人剣:学人のもてるもの一切を活現させるはたらきのあること。
③ 脚踏実地:一切の行為が仏道に契っていること。
④ 向上関棙子:向上の宗旨を究め尽くしていること。
⑤ 格外説話:通常人の思量を離れて仏道そのものを説くこと。
⑥ 衲僧巴鼻:学人の鼻づらを引き回すほどの力量があること。
⑦ 探竿影草:学人の真偽を見極めること。
そして僧侶が常に所持すべきものとして、
① 三衣
② 一鉢
③ 香合
④ 拂子
⑤ 尼師檀(坐具)
⑥ 紙被
⑦ 浴具
これらを身に付けてこそ一人前の出家修行者であるとされている。
禅においても七事は様々に定義なされたようです。いずれにしても中国では“七”つの規定を大切にしたことがまた感じられました。
(ご参考)禅の七事
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/1e38d1e36b28f61d0e2864bd0d1c8f98
優れた禅僧が身に具えているべき七事の自在のはたらきとして以下の七つがある。
① 殺人刀:学人のもてるもの一切を裁断し尽くすこと。
② 活人剣:学人のもてるもの一切を活現させるはたらきのあること。
③ 脚踏実地:一切の行為が仏道に契っていること。
④ 向上関棙子:向上の宗旨を究め尽くしていること。
⑤ 格外説話:通常人の思量を離れて仏道そのものを説くこと。
⑥ 衲僧巴鼻:学人の鼻づらを引き回すほどの力量があること。
⑦ 探竿影草:学人の真偽を見極めること。
そして僧侶が常に所持すべきものとして、
① 三衣
② 一鉢
③ 香合
④ 拂子
⑤ 尼師檀(坐具)
⑥ 紙被
⑦ 浴具
これらを身に付けてこそ一人前の出家修行者であるとされている。
禅においても七事は様々に定義なされたようです。いずれにしても中国では“七”つの規定を大切にしたことがまた感じられました。
(ご参考)禅の七事
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/1e38d1e36b28f61d0e2864bd0d1c8f98
私流の解釈ですが、つまらない理屈をこね回す変に頭の良い人を、禅僧が真理を持って一刀両断する。なんていうのは痛快でいいですね。
殺人刀:学人のもてるもの一切を裁断し尽くすこと。
漢字を見て ちょっと怖かったのですが,意味がわかり、安心しました。
有り難うございました。
学人ってどういう人でしょうね。あまり深く考えませんでした。おっしゃるように屁理屈やのことかもしれませんね。
読むとこの七事を携えている人は真に悟りを開いた人という感じがしますね。
>学生に軸の一覧をみせて、禅語で、茶杓の名に使えそうなものは? と本を開いたところ、 子供達がすぐ目にしたのが「殺人刀」でした。
やっぱり一番目につきますよね。それにしても、子供達に禅語の本を見せたりするんですね、なかなか普通ではそういう機会もないのでいいですね。
柳生但馬守は、剣の心を沢庵禅師に学んだと言いますが、禅と茶そして剣も、一つに繋がっているものなのですね。
殺人刀、漢字だけ見ると恐ろしいですが、読み方みればそうでもないですよね。
柳生といえば、今、NHK時代劇の柳生十兵衛を夢中で見ています。
日本の道と名のつくものは、どこかしら禅の心の修養と繋がっているものですね。何事も目に見える形の奥にある、見えない心が大切ということかと思っています。