『いぶき亭』と『徳川慶喜家の食卓』
秋深し、隣りは何をする人ぞ…ではありませんが、
よそのご家庭の食卓が気になる今日この頃。
とはいえ、借りてきたのは夏真っ盛りの
8月上旬お盆前だったのですが…
『いぶき亭』は自民党の国会議員:伊吹文明さんが
後援会誌に執筆していたものなのだそうですが、
選挙前のビミョーな時期、公職選挙法に触れては拙いだろうと
ブログに書くのを自主規制していました。
政治家としてどうこう言うつもりはさらさらないのですが
色々な大臣をされてマスコミの露出度も高く
拝見した感じ(あくまでも私見)政治家というよりは
京都の老舗のご主人的な感じの方だなぁ…と勝手に想像していました。
実際、京都の方でご実家は繊維問屋さん…ほぼ当たってたわ
冷徹な政治家というよりは情緒豊かな方
文体も普段の語り口のままかな。
余り物で作る夜食や、お客さんを招いて自分で作るディナー
…思わずよだれが
手軽だけど美味しそうなレシピが綴られています。
(料理の写真はありません)
議員宿舎に単身赴任だから料理もするわけねと
勝手に思い込んでいたら、議員宿舎に奥さんがいて
京都の地元に単身赴任されているのだとか…そうなんだ
続いて『徳川慶喜家の食卓』は
徳川慶喜の曾孫:徳川慶朝さんが書いてます。
私はてっきり『徳川慶喜』の食卓と思って借りてきたのですが
『徳川慶喜家』がミソだったようで…
『ウィキペディア(Wikipedia)』によると…
徳川慶喜家(とくがわよしのぶけ)は、最後の征夷大将軍である
徳川将軍家十五代当主徳川慶喜が明治維新ののち
蟄居していたのを許され、宗家(将軍家)から別家として改めて
公爵を授けられたことによって始まる家である。
というわけで、徳川慶喜家の代々の方々の食卓が出てきます。
徳川慶喜が外国からのお客さんをもてなしたときの
超豪華な食卓も文字の上では再現されていました。
今まで食べたこともなかったであろう洋食を
頑張って食べてしまう日本人の適応力にビックリです
もちろん、著者で徳川慶喜家4代目の徳川慶朝さんの食卓も…
思ったよりずっと地味で質素で、ある意味驚きでした。
この4代目さん、独身だそうで…このままでは徳川慶喜家滅亡の危機?
が、お姉さんがいらっしゃるようで、この方のご主人が国会議員の平沼赳夫さん。
お子さんもいらっしゃるようなので何とかするのかな。
余計な御世話だけど気になる
そんなこんなで、書けずにいた読書メモでした。
あ、満足度:
↑
悪くはないけど、お暇ならどうぞ的な感じデス
でも、なかなか手が出せなかった(色んな意味で?)
勿論?今でも読んでいませんけど キッパリ
↑ キッパリの使い方、間違えてるよね
しかし 面白そうな感じ
(*・ω・)ン? 満足度は?
そ・そうなんだぁ~・・・・・
先日、お店に徳川家ゆかりのお客様が
見えたのですが
背筋もまっすぐで見るからにお上品さが
漂っておりました。
こう言う美味しいものを頂いて
いるからなのね...
な~んて
空気を読んだバランス感覚の持ち主だった
徳川慶喜さん。
徳川慶喜家…も見事な順応性で時代を歩いてきたのかもしれませんね。
どんなお食事たちなのかな?
地味で質素な4代目のお食事も気になります。
よろしければ読んでみてくださいな。
『いぶき亭』の方は。読んでいるうちに、ご本人のお顔が目に浮かんでしまうのと、
『徳川~』の方は、文の端々に『誰か結婚して~』の叫び(…むしろボヤキかも)が
聴こえてきて、ちょっと読みにくく感じました
なのでにしました
やはり見るからに違うわけですね
華やかな食卓を思い浮かべますが、普段はかなり質素だったみたいですね。
それでもこだわりがあったり、下々の者が食べるようなものを自由に食べられなかったり…
庶民の家でよかったと思います
なぜか穏やかな印象ですよね
子孫は皇族とも関係があるので、そのあたりの話もあったり、
懐かしいお菓子の話があったり…
話が行ったり来たりしますが、こういう文献調ではない本も貴重かなと思ったり
4代目さんは独身なので、自分でぬか床を混ぜて使っておられますよ