10.ゑちぜんふくゐの橋
えちぜんふくいのはし
越前福井の九十九橋
福井の橋は福井市内の足羽川に架かる九十九橋のことである。画面を見れば判るが、石でできた
袂部分と中程の木製部分とで構成される、他に見られないものだ。対岸には越前特産の奉書紙
(和紙)が干されているが、産地が違うため北斎が独自に付け加えたようだ。
少しアップしました。
原画です。
解説の引用先です。
「ゑちぜん ふくゐの橋 福井」(諸国名橋奇覧) 葛飾北斎|東京伝統木版画工芸協同組合 (edohanga.jp)
このシリーズも後1作で完了です。
朝うっすらと富士が見えましたね。時間がたつと見えなくなりました。
きのうはマンションの総会があり、終わってからコンビニへ、日曜版を買いました。
例の長期修繕積立金の不足は、来年の総会で積立金の大幅な値上げになりそう
です。
きのうの歩数は、2,056歩で終わりました。
「リアルに半分ずつが違う材質の橋があった事実」に驚きましたし、北斎の自由な感性にも驚きました(現実の風景ではないが趣ある風景を描くことはわかっていましたが、…まさか別の場所のものを持ってくるとは。)
そして閑斉様の作品、「右半分の橋の手前が切り取って在り、人が見えやすくなっている」
なるほどなぁ~と。おかげで荷物を棒で運んでいる人が見やすい
こういう見せ方って面白いと!!
良い物を見せて頂き、作者:閑斉様と作品に感謝を!
切り取りは狭いスペースでえの苦肉の策でした。
絵は四角内に描けば収まりますが、こいつはちょっとね。
橋シリーズもあとひとつです。