閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

すほうの国きんたいはし

2022-02-27 06:12:19 | 葛飾北斎「諸国名橋奇覧」

     

今日は月最終の日曜、北斎の掲載にこぎつけました。

岩国の錦帯橋ですね。奇名橋の最後の作品となりました。

一番時間のかかったのは、石段の橋桁でしたね。雨の線もちょっと難題でした。

手前の家並みは場所が狭くなり割愛しています。

少しアップしました。

     

原画です。

       

 11.すほうの国きんたいは
おうのくにきんたいは
周防(現山口県)の錦帯橋 

山口県の錦帯橋は、岩国川の強い流れに対処するため土台に石を積み上げた堅牢な

作りの橋。その外観も独特で、まさに名橋奇覧の題に相応しい存在感があります。

石組の橋台に木製の橋、五連アーチのデザインが美しい錦帯橋。日本三大奇橋のひとつ。

遠景の岩国城は、この時代には既に存在していなかったもの。

斜めに降る風混じりの雨。画面を横切る細い線が、雨の向きや勢い、細かさまでも表現しています。

拭き下げぼかし。版木ではなく摺師が水分の調整でぼかす、高度な技術が必要な部分。

山口県岩国市の名勝「錦帯橋」。三代岩国藩主・吉川広嘉により架橋されました。

人間国宝・岩野市兵衛氏が作る和紙(越前生漉奉書)を使用。木版独特の鮮やかな発色や

柔らかな温かみのある風合いを作り出しています。

 

原画と解説の引用先です。

http://www.mainichi-art.co.jp/pages/arcadelinks/hokusai-hashi/meikyo.html

次の北斎作品シリーズを探していますが、なかなか見つかりません。

 

きのうの日の出と富士です。暖かい日になりました。

     

     

土曜日は、「チコちゃんに𠮟られる」の再放送で、 問題でしたね。

炭酸飲料を飲んだ時のシュワシュワなに?

炭酸飲料のシュワシュワの正体?泡の成分は実は?チコちゃんに叱られる (tmbi-joho.com)

卒業証書を入れる筒はなぜあの柄?

卒業証書入れの筒はなぜワニ柄?デザインの理由は?チコちゃんに叱られる (tmbi-joho.com)

空には目印がないのに飛行機が迷わないのはなぜ?

飛行機が迷わず飛べるのはなぜ?目印も無いのにどうやって飛ぶ?チコちゃんに叱られる (tmbi-joho.com)

 

夕焼けの富士、太陽が大分近づいて来ましたね。

     

 

 


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4 コメント

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Unknown (閑斉)
2022-02-27 18:08:32
1045araiさん、こんばんは。
goo のコメント欄の表記が変わったんでしょうか。
今日から変化していますね。

北斎の第3シリーズも無事終わりましたね。
もっと細い線を作ればよかったんですが、とても面倒で止めました。
楽しんで
返信する
Unknown (1045arai)
2022-02-27 16:18:03
 ”奇名橋の最後の作品となりました。”
 完走お疲れ様です! こうして月1で完成させていく事は凄いことです、個人的にはとても!

 雨の表現にクスりと。そして、石段の橋桁に家に…やはり作品労力が高いなぁ~と。 個人的には「橋の上の人たちが『あ、やべ、雨降ってきた~』みたいな姿勢」が楽しいと。

 次回シリーズものんびり考える形で…ひとまずの締め、そして作品と閑斉様に敬意と感謝を…!!
返信する
Unknown (閑斉)
2022-02-27 13:28:47
sure_kusaさん、コメントをありがとうございます。

おっしゃっているスケールアウトのことは全く理解しておりませんので、ほめ過ぎですね。
ただただ、感覚だけです。
返信する
Unknown (sure_kusa)
2022-02-27 09:09:50
やや! その手がありやしたか。
カメラアングルの技(わざ)・ドローン視線の新鮮な図です。
2次元では表現が限られる・・3次元の利点が爆発的に発揮されている。
実はチョィ意地悪心が芽を出し、屋根葺きと6尺窓の比率を見てみました。
普段はスケールアウトを気に致しませんが、以前閑斉さまの御作品が緻密なスケールの正確さが出ていた記憶があったからです。
すると、どぅでショー・・頭に稲妻が走りました。
正確です! ただただ恐れ入りやす♪
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