工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

今年も駅弁大会へ

2023年01月20日 | 日記
 新宿・京王百貨店で開催の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」に今年も行ってきました。今までは事前に下調べなどもあまりせず、出たとこ勝負な感じで買っていましたが、今年は折込チラシを参考に家人の希望を募っての参戦となりました。お互いいろいろ希望がありまして、都合三回にわたって(!)出かけることになりました。前置きはともかく、さっそく見てまいりましょう。
1回目
〇 SL北びわこ号近江牛すき焼き入り(東海道本線草津駅)

SLをイメージしたような黒い容器の蓋はスクリュー式なので、密閉できます。中を開けると

SL列車走行区間で同じデザインの容器で、それぞれの土地の名産などを入れたお弁当が売られているようです。家人が食べた感想では、味のしっかりついたすき焼き風とのこと。

〇 JR貨物コンテナ弁当 明石の鯛めし編(山陽本線西明石駅)

貨物ファン、コンテナファンならマストな19Dコンテナを模した容器です。中を開けてみましょう。

紙の落し蓋を取ると容器の半分くらいのところに鯛めしが入っていました。量も十分でしたが、何より鯛もご飯も美味しかったです。もちろん食べ終わった後の容器も再利用です。Nゲージ用のコンテナのパーツを入れたりできそうです。19Dに限らず、国鉄時代のコンテナとかも出たら買っちゃいそうです。

〇 西九州新幹線かもめ弁当(山陽本線岡山駅)

新幹線を模した弁当はいくつも出ていますが、こちらは今が旬の西九州新幹線です。

中身はエビフライにハンバーグ、ウインナーと小さなお友達も大好きなものが入っています。もちろん大きなお友達も美味しくいただけます。右側はカレーチャーハンにカツが載っていました。長崎のトルコライスをイメージしているのでしょうか(ちなみにトルコライスではサフランライスにカツが載っています)。食べ終わった容器は早速豚児のおもちゃになりました。

2回目
〇 元祖特撰牛肉弁当 復刻パッケージ(紀勢本線松阪駅)

完全に「ジャケ買い」だったのがこちら。「一枚のキップから」という国鉄のキャンペーンコピーがありますので、1977(昭和52)年頃のものを復刻したようです。キハ81の「くろしお」ということでキハ81ファンにはたまりませんね。私も現役時代、一度だけ天王寺駅でキハ81の「くろしお」を見たことがありましたが、あれが現役のラストの頃だったと思います。中身は昔ながらの牛肉弁当で、奇をてらったりするところもなく、冷めても美味しく食べられるようにと開発陣が苦心を重ねたと蓋の裏にありますが、本当に美味しくいただきました。


〇 きつねの鶏めし 冬(東海道本線京都駅)

こちらだけ中身の写真を撮りそこなっていました。すみません。よく味のついた鶏肉、野菜、ご飯が入っていて、お昼にちょうど良かった、とは家人の弁です。京都駅のお弁当についてははずれが無いように思います。

1回目、2回目で紹介したのは「輸送駅弁」と分類され、外で作って会場まで運んできたものです。3回目に購入したのはいずれも場内で調製しているものです。
3回目
〇 源 ぶりかまめし(あいの風とやま鉄道富山駅)

あちこちで高い評価を受けている駅弁がこちら。中身は・・・

大きなぶりが入っています。家人と分け合いましたがボリュームたっぷりで柔らかく煮たぶり、その下の大ぶりに切られたわかめ、さらにわさび風味のごはんと満足の一品です。

〇 かにづくし弁当(山陰本線鳥取駅)

こちらも家人と分け合いました。正統派のかにのお弁当という感じでした。カニみそやカニの握り寿司も入っていて美味しかったです。


いやはや、全国の美味しい駅弁をたくさんいただけました。家人がコロナ禍以降遠出をしていないので、駅弁でせめての旅気分を味わったようです。弁当だけですと生野菜を摂取できないので、必要に応じてサラダなどを買って一緒に食べました。
たくさんあるお弁当からどれにしようか迷いますし、人気の駅弁については平日でも早々に売り切れだったと聞いています。機会があると買っていた「ヘッドマーク弁当」についても583系のマークのデザインを模した「はくつる」は毎日早い時間に売り切れていたようです。583系好き、東北特急好きとしては欲しかったところです。
 
 なお、会期は22日までとなっています。前期、後期で内容が入れ替わったりもしていますので、もしこの土日で買ってみたいという方は、内容を確認の上、お出かけください。







 

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