郷に入ったら従わないと

初めての業界は知らないことだらけ

大切なチームワークの話

2021-05-28 11:47:58 | 日記
新たな業界に挑戦する上で、最も重要となるのがチームワークです。
特に未経験の新人という立場であれば、周囲と協調性を持とうとすることがまずなにより大切です。
どんな業界においても、仕事は一人でするものではありません。
誰かが誰かを支え合いながら、タスクが次の人に繋がっていき、すべての仕事が成り立っているのです。
長く快適に働きたいのであれば、上記を踏まえ、自分が孤立しないよう、協調性ある立ち振る舞いをするようにしましょう。

しかし、いざ皆と一緒に良い仕事をしようと思っても、メンバーの全員が協力的であるとは限りません。
こうした悩みは、プロジェクトのリーダーを任されたことのある人ならば、一度は抱いたことがあるでしょう。
グループをうまく機能させるためには、協力的でないメンバーの心を動かさなくてはならず、多くの人はここに苦労を感じるようです。

では、どうしたらチーム全員が良好な関係性を築くことができるのでしょうか。
もちろん、この問題は一朝一夕に解決できるような容易いものではありません。
しかし、少しでも人間関係を円滑にするための努力はすべきです。
とはいえ、それは自分の価値観を押し付けるようなものであっては決していけません。
「こうすべきだ」と高圧的に指示してしまっては、余計に反発を招くだけになってしまいます。
ここはひとつ大人になって、まずは相手の価値観を受け入れ、一人一人の意見を尊重することから始めましょう。

人間は誰しも承認欲求を持っており、自分の考え方や存在を他人に認められたいと思っているものです。
そして、自分の能力を認めてくれる人についていこうとするものだと言われています。
つまり、チームにおける信頼関係を構築するためには、まず自分から歩み寄る努力をしなければなりません。
チームワークは、一対一での相互の信頼関係から成り立ちます。
チームワークを良好にしたいのであれば、まず個人個人と向き合うことを忘れないようにしましょう。

業界ならではのローカルルールとは

2020-04-21 08:39:23 | 日記
他業種に転職した人がたびたび驚くのは、転職先の業界に存在するローカルルールです。
ローカルルールには、一般的にはおよそ考えられないような風変わりなものも数多くありますが、それらに従って行動していないと仕事がうまく回らないことから、その業界で生きていくためには知らずに済ませることはできません。

典型的なローカルルールは、不動産業界における何でも紙に書いて残さなければならないという紙文化です。
デジタルテクノロジーが進歩した現代はペーパーレス化が急速に進展していますが、そのような中にあっても不動産の世界では、いまだに重要な情報や合意事項については物理的に紙に書いておかなければならないというルールが守られています。
もっとも、このルールは決して意味なく存在しているものではありません。
不動産という極めて価値の高い資産を扱う以上、後々言った言わないで揉めることのないよう、大事な話は目に見えるようにしておくという考え方が根本にあるのです。

一方、それとは真逆のローカルルールが存在するのが広告業界です。
広告の世界では約束事などは必ずしも紙に落とし込むことは求められず、メールでのやり取りにおいて合意したことであっても、しっかりと守るというのが暗黙の了解ごととなっています。
この背景には、情報の新規性が極めて重要な役割を持つ広告業界において、合意事項などをいちいち紙に書き起こしていたのでは時間がもったいないという事情があるのです。

■さまざまな業界のローカルルールをもっと覗いてみる?【こんなのあるある!仕事のローカルルール