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田中熙巳さん、受賞演説で「予定外」発言

2024-12-11 06:55:14 | 今年のニュース

ノーベル平和賞授賞式が10日に行われ、日本被団協を代表し、

田中熙巳(てるみ)さんが受賞演説をされましたが、

その中で、当初予定にない言葉を加えて日本政府の被爆者への

対応を批判しています。 この内容をみるといろいろと

経緯がありますが、厚労省のいろいろ後手後手にまわる体質

は恥ずかしいですね。日本人がノーベル賞授賞式で日本の

ことを強く非難しなければいけないような状況つらいですね。


「国家補償していない」田中熙巳さん、受賞演説で「予定外」発言

この内容は現時点で毎日新聞だけが報道しているようです。

スピーチの途中で、日本政府の被爆者への対応を批判するんですが

「何十万という死者に対する補償は全くなく、日本政府は一貫して
国家補償を拒み、放射線被害に限定した対策のみを今日まで続けています」

とここまでは原稿通りですが、次ぐけて原稿にない訴え、

「もう一度繰り返します」

「原爆で亡くなった死者に対する償いは、日本政府は全くしていない
という事実をお知りいただきたいと思います」

全文を読みたい方は次のサイトから

【全文1】ノーベル平和賞受賞演説 日本被団協 田中熙巳さん

【全文2】ノーベル平和賞受賞演説  田中熙巳さん

スピーチの動画

このスピーチの全文を読むといろいろ感じますね。

20万人以上の死亡者、そして被害を受け生き残った人たちの

その後の苦労、そして日本政府の対応。

現在の核の脅威、12000発の核弾頭が地球上に存在し、4000発が即座に

発射可能に配備がされていて、ウクライナへのロシアによる威嚇

空恐ろしい現実が浮かび上がります。現状に慣らされてきていますが、

この際やっぱり日本がノーベル賞を受賞したことを契機に現実を

もう一度見直す必要があります。


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