兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを内部告発した
元県民局長の男性が亡くなって、マスコミが騒ぎ出した。
亡くなった方はこれから告発した内容の真偽を究明する
百条委員会”で、19日に証人として出席する予定だったそうです。
これでの経過は
【3月中旬】元県民局長の男性(60)が告発文を送付
【3月27日】斎藤知事が「事実無根」「うそ八百」と否定
【5月7日】元県民局長の男性(60)が停職3か月の懲戒処分
【その後(日時不明)】県の内部調査で告発文が一部事実と判明
【6月13日】県議会が百条委員会の設置を決定
【7月7日】元県民局長の男性(60)が死亡
兵庫県知事パワハラ疑惑 真相は?告発した元局長死亡
この経過を見ると、3月27日の訴えらえた知事が否定会見を
行ったことの是非、その後の定職処分にいたるまで、
の一連の流れが加害者側の知事の主張通りに、あたかも事実無根
ということで進んでいる。このところが問題だったわけで、
訴えられたら、内部調査が、企業でいえば内部監査の
動きが始まり、事実関係が判明するまでは当事者は特に
知事は発言を控えないといけないですね。
内部告発した人が事実関係がはっきりと第三者機関で
結論づけられるまではプライバシーが守られないと
いけないですね。この辺のことがどう動いていたのか
よくわかりませんが、マスコミも今になっていろいろ騒ぎ
たててますが、告発のあった時点でもっと事実関係を
取材すればすぐにわかること。何か調査力が不足している
というか表で取材できることだけを報道しているからで
しょう。
専門家は
「今回の兵庫県の問題では、告発した男性が県の
公益通報窓口に通報したにもかかわらず、
第三者による調査の前に懲戒処分を受けたのは問題で、
公益通報者に対する不利益な取り扱いに当たる恐れがある。」
と指摘しているまったく理にかなった意見で、
知事も議会も県も一部グルになってこの件を葬り去ろう
としているようにも見えます。
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