月曜日、宮崎大学工学部の就職指導をする教授の皆さん約20名に
「2016年就職状況の見通し」
についてお話をさせていただきました。
会場に行ってびっくりしたのは、大学の先生方に教室で教壇から説明するスタイル。
もっと会議形式での説明かと思っていたので、ちょっと恐縮してしまいました。
あっという間に1時間の予定時間が経過。
先生方からの質問は、
「具体的に企業はどう動くのか?」
「それに対して、どう対応したらいいのか?」
という具体策。
今年はなかなか見通しが難しいのですが、結論的に言えば、
「今年は各企業とも他企業の出方を見守っている、それがどんな動きに
なるか不透明なところがあるが、経団連の指針通り、
就活時期が繰り下がると考えているのは少数派。」
早期に接触、選考が始まる。
すでにインターンシップで学生と企業の接触はスタートしている。
4月以降に従来通り選考開始する企業がかなり出る。
そうな気がしますね。
「2016年就職状況の見通し」 レジュメ
はじめに プランド・ハプンスタンス理論
1.新卒採用を取り巻く環境・日本企業は劇的な変化
・急増した大学と学生数
・大卒求人倍率
→ 大学の生き残り作戦(入試改革、大学改革等)と企業の厳選採用
2.2015年新卒採用の総括
・採用計画数は増加傾向
・大学のターゲット化が進む
・学内セミナー重視・内定、選考の時期
・新たな問題化してきた、内定辞退
・インターンシップが採用の浸透しつつある
→「質」が必要、その上で「量」を確保する、内定の早期化
3.2016年新卒採用を予測する
・採用活動の繰り下げ は守られるか?
企業による格差 大企業でも非メーカーを中心に選考の前倒しは必至
・インターンシップ
→学生への従来以上にきめ細かい情報提供が必要
4.トピックス・ブラック企業
・就職活動に失敗する学生の事例
・ブラック企業
・インターンシップ、更に様々なコンタクトの仕組み
・内定取り消し問題
以上
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