丁度いい具合に漂う白い雲を枕に見酔うほどに広がる宇宙まで続く澄みきった青い空。
白波は誰にも見つけられないように首を小さくつぼめながら、静かに静かに息をひそめている。
それを見張っているのは背高のっぽの数本のもみの木。
暑かった8月、震災からはじめて足を運んだ原町区雫の海岸沿いはそんな感じでした。
津波は、大切な、大切なものをわしづかみに持ち去りました。何もかも…何もかもです。
そこに放射能が降り注ぎ、その地は身捨てられたように荒れ果てていきました。
THE FUTURE TIMES 4号配布中です。
今回の特集「それぞれのふるさと」では、一人の南相馬
市民の方が紹介されています。
センターがある道の駅南相馬には毎週末、30人近いボ
ランティアさんが朝9時を目標に、県内外から集結します。
雨の日も、風の日も、雪の日も、天候に迷わされることな
くあたり前のように…。
あれからもうすぐ1年9ヵ月。
あれからいったい何をしたんだろう?
あれからいったい何が変わったんだろう?
>>南相馬市ふるさと回帰支/援センターHPへ
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