新札は、まだどれにも遭遇していない。特に渋沢さんとは、いつ会えるのやら。
お札の顔で一番愛着があるのは夏目さんだなあ、などと遠い目になる。
観光客盛り沢山の中心地からはやや離れた場所にある、旧渋沢倉庫。
大正四年に東京以外の初の出張所として作られた倉庫で、北運河に面している。
金融中心地だった繁栄時代を物語る、小樽市の指定歴史的建造物。
三つの倉庫がくっついたような外観は重厚な石造りだが、木骨という。
渋沢栄一さんご本人も、明治41年に小樽に来ているらしい。
未来に、倉庫がカフェに利用されるとは、思いもされなかったろう。
物が雑然と置かれた暗い通路を抜けた先には、天井の高いプレスカフェ。
古い車が鎮座して西欧の雰囲気。客は多く、修学旅行生らしきグループもいた。
レアチーズケーキも紅茶も、連れのカレーも、特筆すべき味ではなかったが。
密かに札束を数えてほくそ笑むには向かない、居心地は良い場所だった。
お札の顔で一番愛着があるのは夏目さんだなあ、などと遠い目になる。
観光客盛り沢山の中心地からはやや離れた場所にある、旧渋沢倉庫。
大正四年に東京以外の初の出張所として作られた倉庫で、北運河に面している。
金融中心地だった繁栄時代を物語る、小樽市の指定歴史的建造物。
三つの倉庫がくっついたような外観は重厚な石造りだが、木骨という。
渋沢栄一さんご本人も、明治41年に小樽に来ているらしい。
未来に、倉庫がカフェに利用されるとは、思いもされなかったろう。
物が雑然と置かれた暗い通路を抜けた先には、天井の高いプレスカフェ。
古い車が鎮座して西欧の雰囲気。客は多く、修学旅行生らしきグループもいた。
レアチーズケーキも紅茶も、連れのカレーも、特筆すべき味ではなかったが。
密かに札束を数えてほくそ笑むには向かない、居心地は良い場所だった。
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