昨日は大雨で、公園の北の広場は土面が水をたっぷり含み、今日は歩くと靴が沈み込みました。
前回の大雨の後でも、犬をつれた何者かがこの広場を歩き回り、深い足跡で広く土面を荒らし、ここで練習をやっている町のゲートボール部の人達は土面をならすのに苦労したそうです。
ところが今日も、犬の足跡はなかったが、誰かが面白がってやわらかい土面の広場を歩き回ったようで、広場の中央部が大荒れになっていました。
公園に散歩に行った人が、大荒れになった広場とそこにいた工事人を見て、工事人が荒らしていると、ゲートボール部の人に連絡しました。ゲートボール部の人はすぐ公園に行き、工事人に「こんなに荒らして、広場を利用する人の迷惑でしょう」と注意したそうです。すると工事人が、「荒らしたのは私ではありません。子供です。注意しようと思ったが、子供がすぐ去ったので注意しそびれました」と言ったそうです。ゲートボール部の人は、工事人を疑ったことを詫び、来週月曜日、練習の前、1時間ほど部員が早く来てトンボで土面ならしをすることにしたそうです。
恐らく子供はどろんこ遊び感覚で歩き回ったと思います。子供は、柔らかな土面を歩き回ることを面白い遊びと思うと、次、大雨の降ったあと、また歩き回りに来ます。何度も続き、やがて飽きるとこの遊びをやめます。
数年前ですが、公園の中で石を拾い集め、それを並べる遊びが数か月続きました。並べたまま家に帰りました。この石並べは別に実害はありませんでしたが、子供の習性を示しています。上記のどろんこ遊びもしばらく続くのではないでしょうか。
ゲートボール部の人は、大雨が降ったあとは公園に行って歩き回っている子供がいないか見てみるそうです。いたら、土面が荒れるとゲートボールの人達が困るから歩き回るのはやめてくれないかとお願いしてみるそうです。どろんこ遊びは子供にとって面白い遊びですから、いきなり叱る訳にはいきません。