日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

長寿化は世界動向、認知症研究は世界で進んでいる

2024年01月12日 | 社会
日限山4丁目に住んでいると、自分の町の高齢化が気になって認知症患者増加はわが町固有の大問題と思い込み、近隣病院の治療水準はどうか、わが町の認知症認識はどうかと心配していました。

ところが認知症問題は世界の問題で、認知症の認識、研究、治療法の開発はどんどん進んでいることがわかってきました。日本は取り組みが弱いのではないかと思うほどです。

昔は脳の老化は脳細胞の連結が切れ、脳細胞が丸くなることが原因と単純に考えていました。現代では老廃物(有害蛋白質)が海馬などにたまると認知症になりやすいことがわかってきて、老廃物排出の改善が重要な課題になっています。

医薬・医療の開発は、一般の人々にはむずかしいが、基本は脳を健康に保つことが重要ということです。筋肉や骨の健康を保つことと同じです。睡眠、食、仕事・運動が三大要素です。プラス、プラス思考が非常に重要です。歳をとったから、病気になったから、しょうがないと思う、できないと思う、やらない。これがマイナス思考です。

私も80歳で腎不全、前立腺がん末期(がん破裂)と診断され、種々の活動から引退を決意し、引退を実行しました。しかしこれは大きな誤りであることに気付きました。典型的なマイナス思考でした。

諸活動から引退したのですが、心のどこかに「死ぬまで生き生きと生きる」という考えが残っていて、すぐ病人らしくしていることができなくなりました。現代医療のおかげで、ちょっと病状が改善すると、仕事・運動の量を増やしました。無理はしていませんが、増やせるだけは増やす生き方に変えました。仕事の継続・発展を考えて後輩に引き継いだ仕事は取り戻しませんが、他人に迷惑をかけない仕事・運動は復活させています。

このプラス思考と実行は脳の健康を保つのに有効ではないかと考えています。

抗ガン剤を継続しているのでひどい副作用が波のように襲ってきます。消化器系が駄目になったり、呼吸器系が駄目になったりします。そのたびに普通の消化器系などの病気と同じ治療を受けました。休養なども取りました。これらが意外に有効でした。抗がん剤も一つの病因と考えるしかありません。

老化・病気と、仕事・運動の限界は詮方ないことと思いますが、気持ち元気を保ち、できる範囲で仕事・運動を増やす行動は、健康改善にいいと思います。しょうがないと思い、できないと思い、やらないのはまずいと思います。

「悩む」はストレスになります。マイナス思考はストレスになります。ストレスは免疫を弱くするそうです。成就感を感じる、幸福と思う、仕事・運動は楽しいと思う、人とのおしゃべりは楽しいと感じるなどはストレス解消になると思います。
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