日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗公園の主要高木と、その実

2024年11月26日 | 社会

西洗公園の主要高木は、ケヤキ、クスノキ、ソメイヨシノ、シラカシ、コナラ、ヤマモモです。

昔はソメイヨシノが10本弱あって、見事に花をつけ、お花見が楽しかったのですが、50年がたち、老木となり、伐採されたり、強剪定されたりして、今はみすぼらしい状態です。まだ数本残っていますが、いつ枯れた太い枝が折れて落ちて来るかわからない危険な状態です。2024年度中に港南土木土事務所は危険状態のソメイヨシノを伐採する予定です。

ソメイヨシノは寿命短く、病気になりやすいので、苗は市販されない動きです。

次に、代わりに何を植えるかですが、港南土木事務所はヨウコウ(陽光桜)を区内公園ですでに植え始めています。西洗公園でもすでに2本、公園倉庫の近くに植わっています。桃色が濃いです。ソメイヨシノのような樹形、花付きになるかわかりません。大岡川の川べりはジンダイアケボノ(桜)に置き替えていくようです。ソメイヨシノより桃色が濃く、花付きは見事です。

シラカシは、西洗公園北側の北西辺に多く、今年はドングリがものすごい量で落ちています。しかし、シラカシのドングリは、しぶくて食べることができません。また、落ちてその場所で実生になりにくいようです。ドングリは小石のように固く、運動広場西辺に大量に散り、ゲートボール(GB)の邪魔になります。したがってGB部は、練習のとき、毎回、練習前に、落葉掃除と一緒にドングリ掃除を行ないます。GBは週3回ですから、秋冬の運動広場の掃除はGB部のハードワークになっています。

(注)常緑樹は落葉(らくよう)しないというのはウソです。シラカシの落葉は夏秋冬と長期に続きます。ケヤキの落葉のように舞わず、木の下に落ちるので掃除は比較的楽です。

マテバシイ、スダジイなどシイだったらよかったですね。その実は焼くだけでおいしいです。

子供の頃、静岡県磐田市ですが、八幡様があってその広大な境内はシイの森でした。ドングリが落ちる季節になると一家総出でシイのみ拾いに行き、焼いておやつにしていました。

横浜地下鉄ブルーライン弘明寺駅の東の丘陵の上に三殿台遺跡があります。大昔、非常に長きにわたって村が続いたところで、縄文時代の家のあと、弥生時代の家のあとなどが発掘されて村の移り変わりを研究あるいは見学できます。今も植わっていますが、大昔はマテバシイが生えていた、あるいは植わっていたそうで、シイのみが重要な食料の一つになっていたそうです。

舞岡公園の南端の近くの鎌倉古道の脇に植わっていたマテバシイの巨木が、道路工事で邪魔になったので公園内南西端に移植され、奇跡的に移植が成功し、今はよく茂っています。拾って食べたことはないが、またシイのみかわかりませんが、付近の土面はドングリがいっぱいですね。一度、シイのみか調べてみます。

ケヤキの実は、誰も、小さくて気付かないでしょう。クスノキは小さな球状の実が落ちていますが、やはり目立ちません。クスノキは常緑樹です。落葉はシラカシと同様です。コナラのドングリは小柄です。ものすごい量では落ちていませんが、よく発芽します。武蔵野ではコナラの樹林が多いが、発芽しやすいことが関係しているのでしょう。

ヤマモモの実は夏ですが、ものすごい量で落ちます。最近は誰も食べるために取ったり、拾ったりしません。赤色、直径1cmぐらいで球状、やわらかく、表面は粒粒が埋めています。ちょっと黒みをおびる程度熟するとおいしいです。腐るとくさく、踏みつぶすと不潔です。落ちた実は穴を掘って埋めるのが一番です。なお、ヤマモモには雌雄があります。

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現在の班編成は問題噴出

2024年11月26日 | 社会

西洗自治会は50年前に誕生した都市部の新町の自治会です。50年前の班編成がそのまま使われているが、現在深刻な問題が出ています。班長になることを嫌う人が続出です。1年交代当番制が原則ですが、班長になるのは嫌だから自治会を脱会するという人が増えつつあります。

高齢化し、班長・役員の仕事は無理ということで、班の中の、数少ない若い人に班長の仕事が高頻度で回ってきます。現在の班編成は、班長をやると言う元気老人を含めても、班長を引受ける班員の数のばらつきが非常に大きいため、班員の不満が爆発しています。

班再編が必要という意見が増えていますが、この問題に取り組む人がいないようで不平不満が爆発するようになっています。

自治会が町から有志をつのり、班再編委員会を設け、短期に結論を出すのではなく、討論を続け、討論内容を町に流し続け、ときどきアンケート調査も行いながら、世代交代も待って、つまり、息長く町の意見が収斂するのを待って、圧倒的多数で新班編成を決めるということでいいのではないでしょうか。

私は道路を挟んで向かい合った家からなる、近所の助け合いブロックを基本構造とする班編成を提案します。現在の道路で囲まれたブロックを基本とする班編成は、班員のコミュニケーションが希薄でよくないと思っています。

なお、「近所の助け合いブロック」は、西洗火消しの会が、消火栓を使った初期消火の訓練単位に使っており、すでに10年ぐらいの実績があるが、特にこのブロックについて自治会員から不満は出ていません。この「近所の助け合いブロック」を班に改善することが望ましいと思っています。合理的であり、自治会員が納得しやすい班再編ではないでしょうか。

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