その時は定年は60歳とだけ思っていて、その後に働くなんて考えたこともなかったし、年金が幾らなんて知らんかった。再雇用なんて言葉もなかった。60歳が見える頃定年が2年伸び、再雇用という言葉も生まれた。60歳のときには25年ローンが少し残ってきたけど、私が貯めていたピアノ購入費用を相方に使われ、ローンは完済したなぁ。定年が2年伸びたおかげで次女も大学を卒業できたので、定年時は身軽にはなってた。役職定年もなかったので、定年まではそこそこの収入を得られたのはラッキーだったと思う。
世間では、再雇用、再就職、働かないと老後破産などの言葉が普通に言われていた。
なので、既に書いたように私はフリーランスを選び、且つ、今になっても新しい仕事を模索してる。
いつまでも健康ではないので、一体いつまで働けば良いのかなぁと時折思う。サラリーマンのほうがメリハリあってよいのかも知れない。フリーランスはいつまでも仕事しそう。
それにしても年寄りに厳しい時代だ。あまり、政治的なことは書きたくは無いけど、昨今の自民党の裏金は、こんな日本になった一因でもあるんだろう。
今年から収入の10%を消費税で払わないと行けない庶民と数千万円が無税というこの格差は到底納得はできない。