彼は私と同い年です。卒業後10年後に転職した時に、直接業務と関係ないのに知り合いその後30年間ずーっと薄い付合をしてきました。私の前職は高周波のアナログエンジニア、彼はソフトウェアエンジニアでした。入社後にOS9というUNIX系のOSとC言語の取っ掛かりを作ってくれた。私はもともとコンピュータにも興味があったので、すっかりその道にハマって行きました。そのおかげで、アナログ、デジタル、ソフトウェア、サーバ管理など趣味で覚えていきました。始めてアメリカに滞在するときに、じゃあ練習でシンガポールに行くか？ということで、初めての海外も彼と行きました。私は家族と会社はあまり接触させないのですが、彼だけは何故か家族ぐるみて交流してます。そんなんで、私のエンジニア人生はそこそこになり、世間で通じるまでになりました。昨日、彼がSNSでこんな書き込みしてました。
「年金事務所に老齢年金の手続きに行った。そしたら、担当の方の目が丸くなり
いろいろと不思議がられた。傍目にはどう見ても障がい者なのに、過去一度も障がい者年金を請求していないし、収入は一般人並みにあるし、それにしては「書類が書けない」とか言っているし・・・
こんな障がい者は珍しいらしい。(^^；」
そうなんです。彼は身体障害者なのです。見かけは明らかに。
彼は私と一ヶ月しか誕生日が変わらないので、私とともに定年を迎えて、今は身体障害者支援の代表をしてる。
人生には一人や二人こういう友人はいるのかもしれません。
