ＡＷＡＲＤ ｏｆ ２０１４

２０１４年も残すところ後、僅かとなりました。

今年は身内に不幸があり、何かと辛い時期もありましたが、
そんな時でも、愛馬達の頑張りに、お仲間さんとの交流に、励まされ、助けられました。
この場を借りて、感謝の気持ちを伝えさせて頂きたいと思います。
本当に、ありがとうございました。


さて、一年を通して頑張ってくれた愛馬達の年末恒例「ＡＷＡＲＤ　Of　２０１４」の発表です。

個人的に愛馬達に贈る賞ですので、なるべく沢山の愛馬達を表彰できるように、
独自の賞も考えたいと思いますので、例年以上にボリューミーな記事になると思います。
お付き合いいただけましたら嬉しいですが、ご興味のない方はスル～でお願いいたします。



＜年度代表馬＆最優秀４歳以上牡馬＆最多勝利賞（４勝）＆最多獲得賞金賞＞

◆ラストインパクト（牡４歳　シルク）
本年度の成績　4-0-2-0-0-3　本年度獲得賞金　２０５９０万円
主な戦績：　　京都大賞典（ＧII）、金鯱賞（ＧII）、小倉大賞典（ＧIII）、松籟Ｓ（準ＯＰ）、
　　　　　　　　　日経賞（ＧII）・３着、新潟記念（ＧIII）・３着
年明け初戦の松籟Ｓを快勝してＯＰ入りを決めると、返す刀で小倉大賞典を制覇、
これが自身、嬉しい初重賞制覇となりました。
その後は全て重賞に出走し、秋の京都大賞典・金鯱賞で重賞を連勝すると
暮れの大一番、有馬記念の舞台に駒を進めました。
結果こそ７着でしたが、あのメンバーの中で差のない競馬が出来たことは自信に繋がります。
年間獲得賞金も２億円を超え、堂々の年度代表馬ですね！
来年はまっく厩舎のエースとして厩舎の屋台骨を支えて欲しいです。
悲願のＧＩ制覇、出来ると嬉しいですね。


（最優秀４歳以上牡馬・次点＆涙の復活連覇賞）
◆リアルインパクト（牡６歳　キャロット）
本年度の成績　1-0-0-0-0-0-4　本年度獲得賞金　６５００万円
主な戦績：　阪神Ｃ（ＧII）＜２０１３年に続く連覇＞
短距離戦線に活路を求めて出走したオーシャンＳは出遅れて終了ｗ
高松宮記念はドロドロの不良馬場で走れずに惨敗。
春競馬の最終戦として出走した安田記念も不良馬場で戦えず、
その上レースのダメージが尾を引いて夏～秋のシーズンを棒に振ることに。
安田記念以来となったキャピタルＳ６着を叩いて２年連続出走した阪神Ｃで涙の連覇。
前半戦の不遇を補って余りある感動を与えてくれました。



＜最優秀４歳以上牝馬＆最優秀短距離馬＞

◆ローブティサージュ（牝４歳　シルク）
本年度の成績　1-1-1-0-0-4　本年度獲得賞金　６８００万円
主な戦績：　　キーンランドＣ（ＧIII）、函館スプリントＳ（ＧIII）・２着、阪神牝馬Ｓ（ＧII）・３着
３歳時代はまさかの未勝利に終わった２歳女王ローブティサージュが、
距離を短縮することで復活してくれたのはとても嬉しい出来事でした。
函館ＳＳを２着し、キーンランドＣではレッドオーヴァルとしのぎを削って愛馬ワンツー！
夢のような喜びを貰いました。
来年は２月のシルクロードＳから始動するようですが、引き続きの活躍を期待します。


（最優秀４歳以上牝馬・次点＆年間１０走）
◆ウイングドウィール（牝５歳　グリーン）
本年度の成績　1-0-0-0-1-8　本年度獲得賞金　１９５９万円
主な戦績：　　佐渡Ｓ（準ＯＰ）
夏の新潟で牡馬相手に最軽量ハンデとは言え、準ＯＰ特別を快勝、ＯＰ入り。
その後は苦戦が続きましたが、年間１０走、ほとんど休まずに走ってくれるウイングには
本当に頭が下がります。　引退まであと３か月、無事に走り終えて欲しいものです。

◆レッドオーヴァル（牝４歳　東サラ）
本年度の成績　1-2-2-0-0-2　本年度獲得賞金　７５００万円
主な戦績：　　札幌日刊スポーツ杯（準ＯＰ）、キーンランドＣ（ＧIII）・２着、
　　　　　　　　　スプリンターズＳ（ＧＩ）・３着、阪急杯（ＧIII）・３着
牝馬では年間獲得賞金が最多で、重賞を勝てないまでも２着・３着と僅差の競馬で頑張りました。
来年は悲願の重賞制覇を達成して、最優秀古牝馬の称号を手に入れたいところです。



＜最優秀３歳牡馬＞

◆ステファノス（牡３歳　キャロット）
本年度の成績　3-0-1-1-2-0　本年度獲得賞金　９６５８万円
主な戦績：　　富士Ｓ（ＧIII）、白百合Ｓ（ＯＰ）、つばき賞、毎日杯（ＧIII）・３着
　　　　　　　　　セントライト記念（ＧII）・４着、皐月賞（ＧＩ）・５着
今年７走して全て掲示板以内と、堅実に走り、富士Ｓで重賞初制覇を飾ってくれました。
惜しむらくは皐月賞。　ゴール前にアタマ差、ワンアンドオンリーに差されなければ、
ダービーに出走出来たのに…。
それでも、強いメンバー相手に常に上位争いをしてくれるステファノスは、
来年、最も飛躍が期待される愛馬の１頭に違いありません。
ラストインパクトから「年度代表馬」を奪うような活躍を期待します。


（最優秀３歳牡馬・次点）
◆シャンパーニュ（牡３歳　グリーン）
本年度の成績　2-1-0-1-0-4　本年度獲得賞金　２９５０万円
主な戦績：　　阿寒湖特別（1000万）、ゆきやなぎ賞
堅実に走るシャンパーニュは今年も２勝をあげ、菊花賞の舞台にも出走。
結果は１５着と残念でしたが、クラシック出走は立派です。　来年の飛躍を期待する１頭です。



＜最優秀３歳牝馬＞

◆レッドリヴェール（牝３歳　東サラ）
本年度の成績　0-1-0-0-0-4　本年度獲得賞金：　３６００万円
主な戦績：　　桜花賞（ＧＩ）・２着
２歳女王がまさかの未勝利で終わってしまいましたが、桜花賞２着は愛馬の３歳牝馬では、
一番の活躍ですから、リヴェールが受賞となりました。
腑に落ちない乗り替りでのダービー参戦等、今年は可哀想な一年でしたが、
来年の復活に期待して応援したいと思います。
ローブを復活させてくれた須貝厩舎の底力に期待を託すのみですね～。


（最優秀３歳牝馬・次点）
◆ベッラレジーナ（牝３歳　シルク）
本年度の成績　1-1-0-0-1-2　本年度獲得賞金　１３１０万円
主な戦績：　　３歳未勝利、スイートピーＳ（オークストライアル）・２着
未勝利を勝った勢いでオークストライアルに向かい、スイートピーＳ２着でオークスチケットをゲット。
オークスの舞台に立ってくれました。
結果は１０着と残念でしたし、オークス後、疲れが取れず、長期休養。
年末に１走するも惨敗でしたが、来年の飛躍を期待したいです。



＜最優秀２歳牡馬＞

◆ネオルミエール（牡２歳　シルク）
本年度の成績　1-1-0-1-0-0　本年度獲得賞金　３１００万円
主な戦績：　　２歳新馬、いちょうＳ（新設重賞）・２着、朝日杯ＦＳ（ＧＩ）・４着
デビュー戦は２着馬とのマッチレースを制し、３着以下には５馬身をつける圧勝。
次に挑んだいちょうＳは直線で前が詰まる不利もあり、勝ち馬には離されるも２着確保で賞金ゲット。
朝日杯ではゲートの出遅れがなかったら…と思わせる惜しい内容の４着と、良く頑張りました。
恐らく、来年のクラシック戦線ではまっく厩舎の切り込み隊長として活躍してくれる筈。
期待しているよ～。


（最優秀２歳牡馬・次点）
◆アルバートドック（牡２歳　ＧＩＴＣ）
本年度の成績　1-2-0-0-0-1　本年度獲得賞金　１０９０万円
主な戦績：　　２歳未勝利、シクラメン賞・２着
デビュー戦こそ６着でしたが、２戦目で２着すると３戦目で勝ち上がり。
続く昇級戦のシクラメン賞でも惜しい２着と着実にステップアップしてくれました。
現在は外厩で英気を養っていますが、来年の飛躍が楽しみな１頭です。



＜最優秀２歳牝馬＞

◆モルジアナ（牝２歳　シルク）
本年度の成績　1-1-1-0-1-0　本年度獲得賞金　１３００万円
主な戦績：　　２歳未勝利、クリスマスローズＳ（ＯＰ）・２着
デビュー戦は５着と奮いませんでしたが、３戦目の初ダートで後続に６馬身差をつける圧勝。
昇級戦は芝のＯＰ戦・クリスマスローズＳに挑戦し、直線で最内を突いて伸びて２着。
芝でもやれるところを見せてくれました。
体型から、クラシックは向かないと思うので、短距離路線でバリバリ走って欲しいです。

（最優秀２歳牝馬・次点　該当馬なし）



＜最優秀障害馬＞

◆レッドアーヴィング（セン５歳　東サラ）
本年度の成績　2-0-0-0-1-2　本年度獲得賞金　２０２０万円
主な戦績：　　障害ＯＰ、障害未勝利
まっく厩舎今年の初勝利はレッドアーヴィングの障害未勝利戦でのものでした。
２歳新馬戦以来、全く良いところがなかったアーヴィングが、障害で新たな活路を見つけ、
ＯＰ戦を勝利してくれた時は本当に灌漑深かったです。
今は落馬の影響でトモを傷め、休養中ですが、また来年、綺麗な飛越を見せて欲しいです。



＜最優秀ダート馬＆最速ステップアップ賞＞

◆シュテルングランツ（牡３歳　グリーン）
本年度の成績　3-0-1-0-0-3　本年度獲得賞金　２８７０万円
主な戦績：　　北國新聞杯（1000万）、500万平場、３歳未勝利
２月８日のデビュー戦で骨折を発症するも７月６日に戦列復帰し、７月１９日の復帰２戦目で初勝利。
そこから僅か３か月半後の１１月２日に北國新聞杯で３勝目をあげて準ＯＰ入りと、
トントン拍子で出世してくれました。
準ＯＰに上がってからは、狙いのハンデ戦は除外続きで少し不運ですけれど、
来年はハンデに頼らずともやって行けるように、力を付けて欲しいです。
今年あげた３勝は、全てダート戦ですので、最優秀ダート馬の称号もシュテルンに贈ります。



＜最高齢勝利賞・最高配当単勝賞＞

◆ビンテージチャート（牡８歳　キャロット（引退））
本年度の成績　1-0-0-0-0-0　本年度獲得賞金　１７９０万円
主な戦績：　　上総Ｓ（準ＯＰ）
勝利時の単勝配当　１０６２０円
１３頭立ての１３番人気（単勝106.2倍）で出走した上総Ｓをアッと驚く勝利で、
８歳にしてＯＰ入りを決めてくれました。
愛馬の勝利の最高齢記録＆最高単勝配当を記録し、結果的にはラストランとなりましたが、
鮮烈な印象と、感動を与えてくれました。



＜最多出走賞（年間１４走）＞

◆セフィーロ（牡３歳　グリーン）
本年度の成績　2-1-2-1-2-6（内地方　2-0-0-1-0-0）　
本年度獲得賞金　６６７.２５万円（内地方　５１.２５万円）
地方で出走した３走を引いても、１１走は最多出走でしたし、一年を通して本当に良く走りました。
ＪＲＡでは未勝利戦終了後、500万クラスに格上挑戦して２着と頑張り、園田へ転出を勝ち取りました。
年間愛馬の大トリも２９日（月）の園田での出走で、見事１着で今年を締めくくってくれました。
来年はもう１勝あげて、ＪＲＡに凱旋して欲しいですね。



＜敢闘賞（年間ＪＲＡで２勝以上）＞

◆アーデント（牡５歳　キャロット）
本年度の成績　2-0-0-0-1-3　本年度獲得賞金　４１００万円
主な戦績：　　リゲルＳ（ＯＰ）、春興Ｓ（準ＯＰ）
春興Ｓを勝ってＯＰ入り後は少し苦戦しましたが、リゲルＳでＯＰ勝ちをしてくれました。
来年はもう一皮剥けた活躍を期待したいです。

◆ケイティープライド（牡４歳　ＧＩＴＣ）
本年度の成績　2-3-1-0-1-1　本年度獲得賞金　３３５２万円
主な戦績：　　1000万平場、500万平場
戦績を見ればわかるように、堅実ではありますが、勝ち切れないところがあったケイティープライド。
それでも、４０口愛馬の今年の稼ぎ頭として頑張ってくれました。
年明けの花見小路特別に向けて現在は栗東ＴＣで調整されています。

◆レッドセシリア（牝４歳　東サラ）
本年度の成績　2-1-1-0-1-2　本年度獲得賞金　４２９９万円
主な戦績：　　テレビ山梨杯（1000万）、ＨＴＢ杯（1000万）
セシリアのローテーションに関しては少々不満がありまして、どうも強気に牡馬混合のハンデ戦で
重ハンデを背負うレース選択が続き、結局は準ＯＰを卒業できませんでした。
年明けには明け５歳にして初めて中山で出走する予定です。
新しいセシリアが見られるのでは？と楽しみにしています。

◆レイズアスピリット（牡３歳　キャロット）
本年度の成績　3-1-1-0-1-2　本年度獲得賞金　３２７３万円
主な戦績：　　グッドラックハンデキャップ（1000万）、500万平場、３歳未勝利
３歳初戦の未勝利戦を逃げ切って勝ち上がるとその後、２勝を積み上げて年内に準ＯＰ入り。
そしてその３勝すべてが丸山騎手とのコンビで上げたもの…という不思議な戦績でした。
レイズとは余程相性がいいのか、鞍上の手綱さばきも冴えますので、コンビ続行でお願いしたいです。

◆ネオリアリズム（牡３歳　キャロット）
本年度の成績　2-1-0-0-0-1　本年度獲得賞金　１６８０万円
主な戦績：　　夏木立賞（500万）、３歳未勝利
デビュー戦で他馬とラチに挟まれる大きな不利を受け、惨敗を喫しましたが、
２戦目で２着し、３戦目で勝ち上がり、続く昇級戦の夏木立賞も連勝で快勝。
夏を越しての活躍が期待されましたが、体調が思わしくなく、ＮＦしがらきで立て直し中。
６歳で阪神Ｃを連覇したリアルインパクトの半弟なので、息の長い活躍を期待します。

◆ヴィッセン（牡３歳　シルク）
本年度の成績　2-0-2-0-1-5　本年度獲得賞金　１８７９万円
主な戦績：　　500万平場、３歳未勝利
未勝利戦で苦戦し、未勝利勝ち後も500万クラスで苦労していましたが、
陣営の立て直しで復帰戦を勝利すると、続く1000万クラスでも３着→５着と頑張りました。
陣営に育てられ、力を付けて来た印象です。
只今リフレッシュ中ですが、また戻ってきたら頑張ってくれそうです。

◆ボーンレジェンド（牝３歳　グリーン）
本年度の成績　2-0-1-1-1-1　本年度獲得賞金　１４６６万円
主な戦績：　　500万平場、スーパー未勝利
スーパー未勝利でギリギリ勝ち上がった後は昇級初戦を連勝でクリア。
続く1000万クラスの牡馬混合の昇級戦でも僅差の４着と頑張りました。
1000万クラスでもスピードは通用するようで、来年の飛躍が楽しみです。


＜期待のホープ賞（勝ち上がり２歳馬全頭・勝ち上がり順）＞

◆ジュヒョウ（牡２歳　グリーン）
本年度の成績　1-0-1-1-0-2　本年度獲得賞金　９００万円
主な戦績：　　２歳未勝利
勝ち上がりはデビュー２戦目の８月９日の小倉・芝1800ｍ戦で、まっく厩舎２歳馬の最初の勝利。
その後も紫菊賞で４着、黄菊賞で３着と堅実に走り、葉牡丹賞９着後に休養へ。
デビューが遅かった２歳愛馬の中で１頭良く頑張って楽しませてくれました。

◆プレシャスルージュ（牡２歳　シルク）
本年度の成績　1-1-0-0-0-1　本年度獲得賞金　７００万円
主な戦績：　　２歳未勝利
デビュー戦は新潟の芝のマイル戦で１２着惨敗も、ダート替わりで頭角を現し、
１１月９日、ダート２戦目でキッチリ勝ち上がり。
その後、ひと息いれて今はトレセンに戻り、飛梅賞を目標に調整中。

◆シンラバンショウ（牝２歳　グリーン）
本年度の成績　1-0-0-0-0-0　本年度獲得賞金　７００万円
主な戦績：　　２歳新馬
１１月１６日の東京・芝1400ｍの新馬戦をスピードの違いで逃げ切り勝ち。
その後、深管の痛みやソエでＮＦ天栄にて立て直し中。
既にソエは収まっているものの身体が増えてこないのが悩みの種。
良い状態で復帰戦を迎えられれば、っと期待しています。

◆コンテッサトゥーレ（牝２歳　社台ＲＨ）
本年度の成績　1-0-0-0-0-0　本年度獲得賞金　７００万円
主な戦績：　　２歳新馬
１１月２４日の京都・芝1400ｍ（牝）を快勝し、年明けの紅梅Ｓに向けて調整中。
モルジアナがクリスマスローズＳで２着しなかったら、
えこひいき（笑）で最優秀２歳牝馬に抜擢するつもりでした。
３歳牝馬クラシックに乗ってくれることを期待しているホープです！

◆カルナヴァレスコ（牡２歳　シルク）
本年度の成績　1-0-0-0-0-0　本年度獲得賞金　７００万円
主な戦績：　　２歳新馬
１２月１４日の中京・芝2000ｍの新馬戦を快勝し、現在は年明けの寒竹賞に向けて
栗東ＴＣで調整中。　昇級戦でどんな走りを見せてくれるのか、楽しみです！

◆マッサビエル（牡２歳　キャロット）
本年度の成績　1-0-0-0-0-0　本年度獲得賞金　７００万円
主な戦績：　　２歳新馬
１２月２７日の中山・芝2000ｍのデビュー戦では、スタート直後、落馬寸前の不利ｗ
それを跳ね除けて、最後の直線でひと捲りしたパフォーマンスは大物感あるものでした。
ハービンジャー産駒・３頭の中で最初のデビュー戦を勝利してくれて、残りの２頭にも期待が膨らみます。
今後の事は年明けの更新を待たねばなりませんが、いずれにせよ、楽しみな愛馬です。



以上が今年のまっく厩舎　ＡＷＡＲＤ　ｏｆ　２０１４　です。
また、今年もたくさんの愛馬の名前をあげましたが、ここに挙げられなかった愛馬達も沢山います。
古牝馬路線で活躍中のシャトーブランシュの名前も出せませんでした。
今年、名前があがらなかった愛馬達は来年、受賞できるように頑張って欲しいです。
そして、全ての愛馬達に心からの感謝を贈って、このブログの２０１４年の記事を締め括りたいと思います。

最後までお付き合いいただいた奇特なお仲間さん（去年は数名いらっしゃいました・笑）、ありがとうございました。