プリンセスフローラ これから先がかなり楽しみ

土曜日の阪神・芝1600ｍ（牝）でデビューし４着だった、
プリンセスフローラの関係者コメントです。


＜レース前＞

プリンセスフローラ／阪神５Ｒ　メイクデビュー阪神(牝)（芝１，６００ｍ）
　　　　　　　　　　17頭６枠11番　５４kg　浜中　　　　　発走１２：２０
ゲート試験合格後に骨瘤が見られたものの大事には至らず、
その後は今週のデビューを目標に調整されており、
浜中騎手は「今週の最終追い切りには乗れませんでしたが、
先週のポリトラックでの追い切りの感触は、
まだ成長途上な感じが残っていて、非力な印象でした。
でも、走りが軽快なフットワークで、芝でこその馬だと思います。
追い出してからが、まだ戸惑って走っていると言うか、
集中し切れていない所がありますが、
そのあたりは使いつつ覚えて行くと思います」と話し、
調教師は「軽い馬場なら走ることも分かったし、
今週は残雪で滑ってしまうといけないので、
ＣＷで最終追い切りをかけました。ここ２週しっかり追った効果からか、
馬場の重いチップでも最後までしっかり走ってくれました。
先々は間違いなく走ってくる馬だと思うし、
今の状態でどれだけ走ってくれるか楽しみですね」と話しています。



＜レース後＞

浜中騎手

「とても落ち着いていたし、道中も良い感じで折り合ってくれました。
稍重の馬場をこなしてくれるか心配でしたが、
やはり少しノメって走り難そうにしていましたが、
ステッキを入れるとまた反応して伸びてくれたので、
良く頑張ってくれたと思います。
追い切りの時の様な遊びもなかったし、実戦に行って、
良い勝負根性を見せてくれましたよ。
この馬場でこれだけやれたのだから、京都の綺麗な馬場なら、
もっと走ってくれそうですね。

野中師

「パドックでも落ち着いていたし、返し馬の雰囲気から、密かに期待していました。
今日の馬場でも最後までしっかり走ってくれましたね。
元々、走る馬だと思っていましたが、今の状態でこれだけ走れるのですから、
これから先がかなり楽しみになりましたね。
この後は、厩舎で様子を見て、疲れがあったり飼い食いが悪くならなければ、
このまま使って行こうと思います」



非力というキーワードがあったので、重い馬場が心配でしたが、
最後もフラつきながらも、伸びて来て４着と頑張りました。
できれば年明けの京都の芝のレースに使いたいところですね！