Garden Chair で Coffee Break

ふーっと溜息 ホッと一息・・ 
お散歩で見かけるお花と大好きなダイビングの水中世界を
気まぐれにひとりごちるブログ

スペシャルコモド(その5)

2016年09月20日 | ダイビング
5日目からはコモド島・リンチャ島に戻り 北の代表的ワイドポイントを潜り倒し!です

・・と言うといっぱしのダイバー気取り風ですが
オバチャマリゾートダイバーには試練(?)が待っていました^_^;

  アサイチのCrystal Rock

ちょっと流れがあるものの予定通りのエントリー



  しかし次の少し離れたCastle Rock


こちらはなかなか潮が止まらずお昼過ぎまで待ってのエントリーとなりました

しかし 潜行をして根に近くになった途端凄い流れでした
とにかくできるだけ早く行ってしまわないと どんどん流されるので
必死で真下に向って泳ぎ 岩につかまってから這いずっていきガイドに追いつく始末。。。

それからは岩をつかみながらひたすら這いずって前進
右手にカメラを抱え 左手でカレントフックや指し棒をも使っての移動です

そのかわり いえそれだからこそ見応えのある光景がみられました

ムレハタタテダイ・ヒラニザ・クロハギ・カンランハギ・ホワイトチップリーフシャーク
・グレイレーフシャーク・ロウニアジ・イソマグロ・ウメイロモドキ・ギンガメアジ
・ハナタカサゴ・クマザサハナムロetc.の群れ・群れ・群れが入り乱れ
さらに半端ない数のカスミアジの群れや超ビッグなロウニンアジまで!

しかしこんな潮の中のオバチャマは 
いい写真を撮れるような体勢などに自分をもっていくスキルなどあろうはずがなく
流されないようにしながら チャンスがあればシャッターを切るのが精一杯でした

だいぶ濁ってもいましたのでなおさらのこと見るに耐えない写真ばかりです

回遊魚のところは遠すぎてカスミのようなのばかり 
近くのほんの一部を撮ってみたけど なんだか普通な感じで見応えあるシーンとは程遠いですねーー(汗)

   

   

   

   

   

   


水上はこんなに穏やかでいいお天気だった・・・
   

遅いランチのあとは少し移動して

    マンタポイントの Manta Farm

   

クリーニングポイントが点在する広範囲なエリアをドリフトしながら・・だそうですが

潜行を始めた途端 ぴゅー~~~~~っと流された!!
速っ!!!いままでのドリフトってなんだったの!!!

あまりの速さにドギマギ
大きなガンガゼと石がゴロゴロあるだけの水底の40~50センチ上を流される様は
速い川の底を流されていく感じです

私にはまるでウォータースライダーのごとく感じたくらいでした

どのくらい流されたことでしょう。。。
ポイントエリアなどとっくに過ぎてしまったと思ったくらいです

突然 先を行くガイドが止まって少しずつ前へ這い出したので
同じように止まろうとしたのですが 
指し棒を突き刺しても石を掴んでもズルズル流されるだけ。。。

砂地の上にゴロゴロ石が載っているだけの海底なのです
本当に川底!
ガイドや他の人とは結構離れてしまいました

ふと横を見るともうひとり目に入りましたので
なんとなく安心感が・・なんの根拠もないんですけどね^_^;
自分ひとりではないというだけで 落ち着くものなんですね(苦笑)

この日のガイドは唐澤さん!!
絶対私たちを見てないはずはないと思って踏ん張っていました

信頼するに足るショップであること・ガイドであること
これは 命にかかわるダイビングでは必須の条件です


やっと潮の陰に入り穏やかな水中をみても 安堵感いっぱいなだけでした

タイマイやコブシメ・ジャイアントスイートリップス・アケボノチョウチョウウオetc.


他のチームの1000本越えの皆さまでさえ「凄かったね~」とおっしゃるので
私の経験不足の感覚だけではなかったようです

「賽の河原を流されたようだったけど 面白かった♪」とはさすがのコメント

透明度もあまりよくなかったにもかかわらず あの状況のなかで

我がチームも「マンタを見た!!3枚いたよね」とは。。。

私は1枚も見てないんだけどぉ~(笑)

このポイントはもういいかな・・なんて思っていたら
2週間後のクルーズの方はマンタのオンパレードで大満足だったそうです

そう!同じポインントでも同じではないからまた来てしまうのです(^_^;)


気持ちが疲れてしまったこの日もナイトはパス!


   


     (つづく。。。。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする