ナビ 旅立ち3日前（6/23木曜）

朝、病院に電話して様子を聞きました。

「昨夜と状態は変りません。
　　脈・血圧は落ち着いていますが、熱があり、意識レベルが回復しません。
　　顔周りの反射がなく、水も飲めない状態です。検査結果の数値をみると、
　　体のどこかに炎症がおきていることがわかります。
　　３日前から急にということなので、予想としては、頭の中に何か問題があるのではないかと
　　思います。今の状況では、回復するとは思いにくい。
　　年齢もあるので、残念ながら２・３日がヤマではないかと思います。
　　このままお預かりして、処置を続けることも選択肢としてはありますが、考え方として、
　　自宅に連れて帰って皆で看取るということもあります。ご家族で相談して、また電話ください。」

病院で言われたことを息子たちに連絡。
そこから、LINEのやりとりが激しく続きました。


そして、最後に皆の意見が一致したのが、

病院の誰も家族がいない状況で、ナビを逝かせたくだけはない。
点滴をしても状況がかわらないのだったら、病院から連れて帰ろう！
ナビを一人では逝かせない作戦だねって！


ここから家族はナビのために結束し、息子たちが脅威の頑張りを見せてくれます。

それぞれ、ものすごい勢いで仕事をし、残業をとるなどして、会社に頼みこみ、明日（金曜）休みを取ってくれました。
今日のお迎え役の4号は、ナビを少しでも早く迎えに行くために、昼食抜きで仕事をし、残業なしで帰宅してくれました。
体調が悪く、お休みしていた私も、微力ながら、リビングの掃除機をかけるなど、ナビのお迎え準備をしました。

19：30　ナビのお迎え
「今のところ、安定しています。
　　あとは、この子がどれだけ頑張ってくれるかというところですね。」
注射器状のシリンダーで水を飲ませる方法のレクチャーを受け、帰宅。

ナビ、おうちに帰ってきたよ。安心してね。

続々と息子たちも帰宅し、ナビの元へ！


ナビ！　みんな揃ったよ！　傍にいるからね！