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この話、長いです。興味のある方だけどうぞ!
今回の往路(初日)
成田→フランクフルトは、トルコ航空利用のイスタンブール乗り継ぎでした。
乗り継ぎ時間は、たったの1時間10分。
1時間10分しかないのが、心配でトルコ航空に問い合わせしても
「最低が1時間との規定なので、問題ありません。」
とのお返事。
確かに、成田→イスタンブールは定刻通りに飛び、
スーツケースも目的地までスルーだから受け取る必要はないし、
International Transferの案内に従って移動するだけ。
楽勝、楽勝!・・・・・・・・・・・・・のはずだった。
1幕:ゲートが決まらない!
フライトインフォメーションのボードの前に人だかり。
ゲートの表示がないフライトがたくさんあって、皆待っているのだ。
我々のフライトもボーディングタイムを過ぎても表示されない。
早くも嫌な予感。
2幕:朝5:00に変更!
離陸予定時間(19:10)を過ぎたころ、やっとゲートが表示され、
標示されたゲートへ急いだ。
しかし、いっこうにボーディングが始まる気配はなく、
ついに職員が何か大きな声で言い始め、皆それを聞いて散って行く。
「え? 何、何?」
英語のわからない私は、必死に職員の側まで言って、聞く。
わかったことは、今夜はもう飛ばず、明日の朝5:00に変更になったこと。
「どこに泊まったらいいの?」
と聞いたら、パスポートコントロールへ行けということしかわからない。
ここで、私と同じく英語のわからない韓国人の青年を拾った。
私に色々と聞いてくるのだが、私にだってわかるわけはなく、
一緒にパスポートコントロールに、とにかく移動。
3幕:インフォメーションで並ぶ
パスポートコントロールに戻ったものの、そのあとどうしたら良いかわからない。
インフォメーションがあり、そこで聞こうということになった。
このインフォメーションもすごい人。
並んでいるような、いないような、徐々に前に進んで
やっと最前列へ。
ここで、「飛びませんよね。」と声をかけてきた日本人の男子学生を拾った。
この学生は留学中のスイスに帰る途中だったらしい。
英語はしゃべれるようだが、一緒に行動することに。
これで息子二人連れの家族もどきの出来上がり!
私って、もどきでも男の子の母親にしかなれないらしい。。。
インフォメーションのお姉さんが言うのは、
「ターキッシュエアラインのカウターでホテルを紹介してもらいなさい。」
4幕:ターキッシュエアラインカウンターに並ぶ
やっと見つけたターキッシュエアラインのカウンター。
ここもすごい人が並んでいる。
でも、並ぶしかない。 やっと番が回ってきたが、
「ホテルは、出国して出たところにあるターキッシュエアラインの
ホテルカウンターで紹介してもらいなさい。」
5幕:ターキッシュエアラインホテルカウンターで並ぶ
期せずして、トルコ入国となった。
そして、ターキッシュエアラインのホテルカウンターを探す。
「あれじゃない?」
またまた、すごく並んでいるのが見えた。
もう、うんざりだ・・・でも並ぶしかない。
若者二人は、スマホをいじって情報収集しようとするが、
ネットがつながらないらしい。
ターキッシュエアラインから、飲み物とサンドイッチが支給された。
日本人の息子が飲み物を、韓国人の息子がサンドイッチを
疲れ果てたパパとママに持ってきてくれた。
またまた並んでいるようないないような。
最後のところは、押しの強いものが制する。
ここは、ママの出番だ。
4人のパスポートを集め、ぐぐぐいっと前に出て
「これ! お願いしまーーーす!」
6幕:バスでホテルへ移動
やっとホテルを紹介してもらい、ホテルごとのバスに乗る。
だが、この運転手さん、ホテルの場所がわからず、
2回も途中で止まって、どこへやら電話をしている。
だ、だ、大丈夫か?
ホテルに到着した時には、乗客から拍手がおこった。
ホテルは、ハンプトンホテルでした。
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7幕:ホテルのフロントで並ぶ
さてさて、ホテルには我々の他に、もう1台のバスも到着し、
フロントは、対応に追われ、長蛇の列。
死んだぁぁぁ
8幕:ホテル滞在20分
さて、ホテルの部屋にやっと入れたのが、1:40
明日(今日だけど)の空港行きのバスのことを聞いたら
「出発の3時間前にホテルのフロント」だってさ!
ってことはだよ、5時の3時間前って、2時なわけ。
二人の息子もどき達に
「いいか、寝たらダメだよ、2時にフロントだからね!」
と言って、別れる。
部屋では、競うようにトイレへ!
それから、フランクフルトのホテルに電話して、
「今日は到着できないけれど、予約をキャンセルしないで!」と。
チーーン、20分終了!
9幕:ホテルの前で待ちぼうけ
息子もどきたちも、ちゃんと2時にフロントに来た。
しかし、あれ? バスも来ないし、あんなにいた人もいない。
どうやら3時間前ではなく、3:00ということだったらしい。
今さら部屋に戻っても、その間にバスが行っちゃったら大変なので
ホテル前のベンチで待つことにした。
3:00には数人バス待ちの人が増えはしたが、
今度はバスが来ない。
3:30 ついにフロントに聞きに行くと「さぁ~?」と
肩をすぼめるばかり。。。
タクシーを呼んでもらうことにした。
トルコリラなんて持っていなかったが、ユーロで支払えるとのこと。
無駄な出費16ユーロなり。
10幕:各ゲートへ
トルコの出国審査を受け、フライトインフォメーションを見たところ
スイス行きはゲートが出ていたので、日本人の息子もどきとは、
ここでお別れだ。
スイスで勉強してグローバルな大人になっておくれ!
我々の便も、ほどなくして表示がでた。
はずれの方のゲートだ。嫌な予感、まさかね?
この時点で9時間50分の遅れ(5時発だった場合だが)
11幕:ゲートでディレイ、アゲイン&アゲイン!
ここからがまた長い。
同じゲートが表示されている便が2便あり、変だなぁと思っていたら、
案の定、別の便から搭乗開始。
次こそはと、並び始めるも、どこから来たのか、他の便に乗る
乗客がやってきて、先に搭乗を始める。
なら、なぜ5:00と言った?!
だんだん乗客たちのストレスもマックスになってきて、
あちらこちらから怒号が聞こえ始める。
催促の手拍子やら、壁を叩く者、抗議の口笛等が
あちらこちらのゲートから聞こえ、空港は大混乱だ。
12幕:乗客で勝ち取ったゲート
ついに、自分たちのフライトナンバーがコールされたが、
なんと違う階にゲート変更!
これには、乗客たちが皆立ち上がって、職員に抗議!
あたしたちゃーー。5時から、いえいえ昨日からここにいるのよ!
いつの間にか、同じフライトに乗る人たちが顔なじみになっていて
仲間意識も生まれていた。
私たちが移動の準備を始めていたら、
「行かなくていいわよ!ゲート変更なんて冗談じゃない!
大丈夫!ここにいなさい!」
皆の抗議が通って、ゲートは元のゲートに戻った。
そしてやっと離陸したのが、10:40
実に14時間30分の遅れであ~る
13幕:フランクフルト到着
最後、スーツケースを確認して、やっとホッとする。
ここで、今まで行動を共にした韓国人の息子もどきとお別れ。
日本語で「ありがとうございました!」って言ってくれた。
日韓友好に努められる大人になっておくれ!
徹夜をしたことになり、ナビパパの体調が心配でしたが、
なんとか大事に至らず、すみました。
旅の初っ端にこんなことがあり、いったいどうなっちゃうの?
と思ったけど、気を取り直して、ここから楽しい旅を始めなきゃ!
長文を読んでくださって、ありがとうございました。
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成田→フランクフルトは、トルコ航空利用のイスタンブール乗り継ぎでした。
乗り継ぎ時間は、たったの1時間10分。
1時間10分しかないのが、心配でトルコ航空に問い合わせしても
「最低が1時間との規定なので、問題ありません。」
とのお返事。
確かに、成田→イスタンブールは定刻通りに飛び、
スーツケースも目的地までスルーだから受け取る必要はないし、
International Transferの案内に従って移動するだけ。
楽勝、楽勝!・・・・・・・・・・・・・のはずだった。

フライトインフォメーションのボードの前に人だかり。
ゲートの表示がないフライトがたくさんあって、皆待っているのだ。
我々のフライトもボーディングタイムを過ぎても表示されない。
早くも嫌な予感。
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離陸予定時間(19:10)を過ぎたころ、やっとゲートが表示され、
標示されたゲートへ急いだ。
しかし、いっこうにボーディングが始まる気配はなく、
ついに職員が何か大きな声で言い始め、皆それを聞いて散って行く。
「え? 何、何?」
英語のわからない私は、必死に職員の側まで言って、聞く。
わかったことは、今夜はもう飛ばず、明日の朝5:00に変更になったこと。
「どこに泊まったらいいの?」
と聞いたら、パスポートコントロールへ行けということしかわからない。
ここで、私と同じく英語のわからない韓国人の青年を拾った。
私に色々と聞いてくるのだが、私にだってわかるわけはなく、
一緒にパスポートコントロールに、とにかく移動。
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パスポートコントロールに戻ったものの、そのあとどうしたら良いかわからない。
インフォメーションがあり、そこで聞こうということになった。
このインフォメーションもすごい人。
並んでいるような、いないような、徐々に前に進んで
やっと最前列へ。
ここで、「飛びませんよね。」と声をかけてきた日本人の男子学生を拾った。
この学生は留学中のスイスに帰る途中だったらしい。
英語はしゃべれるようだが、一緒に行動することに。
これで息子二人連れの家族もどきの出来上がり!
私って、もどきでも男の子の母親にしかなれないらしい。。。
インフォメーションのお姉さんが言うのは、
「ターキッシュエアラインのカウターでホテルを紹介してもらいなさい。」
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やっと見つけたターキッシュエアラインのカウンター。
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でも、並ぶしかない。 やっと番が回ってきたが、
「ホテルは、出国して出たところにあるターキッシュエアラインの
ホテルカウンターで紹介してもらいなさい。」
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期せずして、トルコ入国となった。
そして、ターキッシュエアラインのホテルカウンターを探す。
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またまた、すごく並んでいるのが見えた。
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若者二人は、スマホをいじって情報収集しようとするが、
ネットがつながらないらしい。
ターキッシュエアラインから、飲み物とサンドイッチが支給された。
日本人の息子が飲み物を、韓国人の息子がサンドイッチを
疲れ果てたパパとママに持ってきてくれた。
またまた並んでいるようないないような。
最後のところは、押しの強いものが制する。
ここは、ママの出番だ。
4人のパスポートを集め、ぐぐぐいっと前に出て
「これ! お願いしまーーーす!」
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やっとホテルを紹介してもらい、ホテルごとのバスに乗る。
だが、この運転手さん、ホテルの場所がわからず、
2回も途中で止まって、どこへやら電話をしている。
だ、だ、大丈夫か?
ホテルに到着した時には、乗客から拍手がおこった。
ホテルは、ハンプトンホテルでした。
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さてさて、ホテルには我々の他に、もう1台のバスも到着し、
フロントは、対応に追われ、長蛇の列。
死んだぁぁぁ
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さて、ホテルの部屋にやっと入れたのが、1:40
明日(今日だけど)の空港行きのバスのことを聞いたら
「出発の3時間前にホテルのフロント」だってさ!
ってことはだよ、5時の3時間前って、2時なわけ。
二人の息子もどき達に
「いいか、寝たらダメだよ、2時にフロントだからね!」
と言って、別れる。
部屋では、競うようにトイレへ!
それから、フランクフルトのホテルに電話して、
「今日は到着できないけれど、予約をキャンセルしないで!」と。
チーーン、20分終了!
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息子もどきたちも、ちゃんと2時にフロントに来た。
しかし、あれ? バスも来ないし、あんなにいた人もいない。
どうやら3時間前ではなく、3:00ということだったらしい。
今さら部屋に戻っても、その間にバスが行っちゃったら大変なので
ホテル前のベンチで待つことにした。
3:00には数人バス待ちの人が増えはしたが、
今度はバスが来ない。
3:30 ついにフロントに聞きに行くと「さぁ~?」と
肩をすぼめるばかり。。。
タクシーを呼んでもらうことにした。
トルコリラなんて持っていなかったが、ユーロで支払えるとのこと。
無駄な出費16ユーロなり。
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トルコの出国審査を受け、フライトインフォメーションを見たところ
スイス行きはゲートが出ていたので、日本人の息子もどきとは、
ここでお別れだ。
スイスで勉強してグローバルな大人になっておくれ!
我々の便も、ほどなくして表示がでた。
はずれの方のゲートだ。嫌な予感、まさかね?
この時点で9時間50分の遅れ(5時発だった場合だが)
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ここからがまた長い。
同じゲートが表示されている便が2便あり、変だなぁと思っていたら、
案の定、別の便から搭乗開始。
次こそはと、並び始めるも、どこから来たのか、他の便に乗る
乗客がやってきて、先に搭乗を始める。
なら、なぜ5:00と言った?!
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だんだん乗客たちのストレスもマックスになってきて、
あちらこちらから怒号が聞こえ始める。
催促の手拍子やら、壁を叩く者、抗議の口笛等が
あちらこちらのゲートから聞こえ、空港は大混乱だ。
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ついに、自分たちのフライトナンバーがコールされたが、
なんと違う階にゲート変更!
これには、乗客たちが皆立ち上がって、職員に抗議!
あたしたちゃーー。5時から、いえいえ昨日からここにいるのよ!
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いつの間にか、同じフライトに乗る人たちが顔なじみになっていて
仲間意識も生まれていた。
私たちが移動の準備を始めていたら、
「行かなくていいわよ!ゲート変更なんて冗談じゃない!
大丈夫!ここにいなさい!」
皆の抗議が通って、ゲートは元のゲートに戻った。
そしてやっと離陸したのが、10:40
実に14時間30分の遅れであ~る
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最後、スーツケースを確認して、やっとホッとする。
ここで、今まで行動を共にした韓国人の息子もどきとお別れ。
日本語で「ありがとうございました!」って言ってくれた。
日韓友好に努められる大人になっておくれ!
徹夜をしたことになり、ナビパパの体調が心配でしたが、
なんとか大事に至らず、すみました。
旅の初っ端にこんなことがあり、いったいどうなっちゃうの?
と思ったけど、気を取り直して、ここから楽しい旅を始めなきゃ!
長文を読んでくださって、ありがとうございました。

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しかし、旅先でも息子をもつとは、さすが
さぞかし頼もしいママをもって、息子2人も心強かったでしょう。
そして、第5幕のママの出番
笑っちゃいました。
とってもお疲れだったと思いますが、大きく体調を崩されなかったようで何よりです。
このあとの旅行記も楽しみです。
ご苦労様でした!!!ほんっと大変でしたね!!泣
旅の最初から、これだと、予定が、狂いますよね??まったく、ふざけた航空会社だ!!
無事にお戻りで何よりでした!
第5幕のママの出番!
息子たち(本物の)にも、「想像できるーー!」って
笑われた。
トラブルがあった時、語学はもちろん一番大事だけど、
主張する強さが必要なシーンもあるわけ。
この『にわか家族』は、うまく役割分担して、
乗り越えられたと思うよ。
ターキッシュエアライン、お勧めかもって思ってたけど
とんでもなかった。
遅延理由は『悪天候』だって。
意味わからん。
ほんと、無事で良かったと思うしかないね。
マジック号でお話しさせてもらった
男の子3人のママです♪
あの時は嬉しさのあまり突然話しかけて
すみませんでした(>_<)
乗船までにこんな苦労があったなんて(・_・;
でも頼もしいママのお陰で息子もどきさんも心強かったことでしょう♪( ´▽`)
旅行記楽しみにしてますU+2661
乗船までにこんな苦労があったなんてU+1F4A6
でも頼もしいママのおかげで息子もどきさんたちも心強かったことでしょうU+1F60B
旅行記楽しみにしてますU+1F495
あの時はびっくりして、ゆっくりお話しできなかったので
今度お会いしたら、お茶でもお誘いしよう!
と思っていたのに、まぁ、見事にすれ違ってしまったようで。
男児子だくさんママトーク、したかったです。
もっともっとお話ししたかったです(涙)
同じ人とは何度も会うのに、会いたい人には
なかなか会えないものですねU+2935U+FE0E
私、そのうち会えるだろうと甘く考えておりまして、
最後の夜には、焦って、ドナルドやフック船長のそばに
いるんじゃないかと探したり。。。
返す返すも、残念無念。
でも、これからもよろしくお願いいたします。
旅行記で見つけてお邪魔しました。
息子さん4人とか。3人の私よりまだ凄い!
主人が生前の頃、仕事がらみでアメリカに行った時に
国内で移動の途中でフライトの飛行機が突然変わり、
夜中にその地で1泊。
その時の移動のバスの運転手さんは、黒人の体格いい逞しそうな女性でした。
荷物はそのまま、先の飛行機で行ってしまい、
まだまだ海外旅行に慣れてなかった私は、
小さなショルダーバックしか手元になく、
粉おしろいのコンパクトと口紅だけ。
カサカサの1日を過ごしたという、飛行中にはよくあるハプニング思い出しました
不謹慎ながらこのお話面白すぎて、声に出して笑いながら読ませて頂きました。
後になるとこれもいい思い出なんですよね
「旅は道づれ」を地で行ってますね、凄いわ‼️