徒然草第九十六段に
薬草のメナモミの記述があります。
曰く
「めなもみという草あり。くちばみにさされたる人、かの草を揉みて附けぬれば、
即ち癒ゆとなん。見知りおくべし。」
まむし🐍に噛まれたらめなもみという草を揉みこむと効くんだって、
これ覚えておくといいよ、
みたいな意味でしょうか。
1つ疑問なのは、私の持ってる文庫、
注でメナモミすなわちヤブタバコとしているんですよね。
ええっ?
調べてみると
葉の形、まるで違います。
これがメナモミ。ボケててすみません
たしかにメナモミは豨薟(きけん)、ヤブタバコは天名精(てんめいせい)という生薬名があり、どちらも薬としては認められていたようですが。
兼好さん、絵でも描いといてくれたらよかったのに。
それにしてもマムシに効くって…
メナモミ、すごすぎる…😅