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二度目のロンドン32 あこがれのキューガーデン①

2024-05-05 16:19:34 | Weblog
写真はキューガーデン駅からキューガーデンへ続く一本道に建つ家々。やや厳格な、ゆるがせにしない雰囲気をたたえていた。それぞれの庭が美しい。

【キューガーデンへ】
朝6時に起床。運動して6時半に朝食。いつもはクーラーのない西日の部屋で片側にしか窓がないため、寝苦しくて汗びっしょりで起きたり、寝られなかったりといろいろですが、今日はさわやかでよい目覚めです。
 と思っていたら7時半からやわらかいシャワーのような雨が降りそそぎはじめました。イギリスで初めての雨です。レンガがしっとりと濡れたらさぞやきれいに、地面の石畳はどんな感じになるのかな、とワクワクしていると、石につやが出る間もなく晴れました。

 雨だったら大英博物館か図書館と決めていたのですが、せっかく晴れたので、行きたかった、キューガーデンを目指すことに。

 キューガーデンは、世界でもっとも有名な植物園としてしられ、膨大な植物関係の資料を有する王立植物園です。2003年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。

ロンドン南西部にあり、ディストリクト線で一本。気軽な遠出で30分で到着しました。キューガーデン駅を降りると、まるで別荘地のよう。静かで、家も周囲をいろどる庭も、手入れが行き届いていて美しい。お菓子の家のような、はたまたシルヴァニアファミリーのおもちゃのおうちのような建物が続いています。

このあたりは19世紀のロンドンの人口増によって発展し、ロンドンからの地下鉄の開通にともなって発展した、ロンドンのやや高級な住宅地、という位置づけとのこと(キュー (ロンドン) - Wikipedia)。ロンドンの中心部やノッティングヒルなどの超高級住宅地ほどではなくとも、上質な、世界を制覇したころのロンドンのたたずまいが醸し出されていました。

駅から徒歩10分弱でキューガーデンの入口となるヴィクトリア門へ。

ネットの情報では土日は混んでいるといわれていたのですが、日曜日だというのに、ほとんど人に行き会うこともありませんでした。朝方の雨のせいか空気はひんやりしています。チケットを買って温室風の建物を抜けると、130ヘクタール、4万種の植物が生い茂る植物園が広がっていました。
 空間が広すぎて、見どころが多すぎて、正直、どちらに行ったらいいかわからなくなってしまいました。広すぎるための圧を感じたのはちょっと方向性は違いますが、中国の天壇広場以来です。
               (つづく)

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