昨日お昼の「金正日死去」というニュース速報には驚きました。
前から、健康状態が思わしくないと聞いていたので、いつかこんな日が来るとは思っていましたが
実際ニュースで知ったときはビックリしたし、会社でもみんなテレビに釘づけとなりました。
とっさに頭に浮かんできたのは、北朝鮮の体制が崩壊してとんでもない事が起きるのではないかという不安です。
しばらくは金正日の葬儀などで北朝鮮内部での大きな変動は起こらないかもしれませんが
今後は、後継者と言われる三男の金正恩氏への政権移譲が円滑に行なわれるかどうかもはっきりしないようです。
それにしても、このYouTubeの「突然の訃報に嘆き悲しむ北朝鮮人民たち」という動画は異様ですね。
いくら偉大な将軍様の死去とはいえ、一様に道路にひれ伏して悲しむ様は、不気味としか言いようがありません。
一説には、これは全て演技だという話もあるようです。
市内では軍の目があり、悲しんでいる様子を見せないと軍に連行されるらしいのです。
これほどまでに、市民が統一された行動をとるのは、強制されているとしか思えません。
本当に自由な国家なら、個人個人悲しみ方が違っていいはずです。
何はともあれ、一人の国家元首が亡くなり時代の転換期がきたことは確かです。
来年以降も、北朝鮮の動向は大いに気になります。