とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

ロンドンオリンピック開会式生中継

2012-07-28 10:52:28 | スポーツ


4年に1度の一大スポーツイベントのオリンピックがついに始まった。
いろいろ問題は提起されているが、やはり気持ちをワクワクさせてくれるビッグイベントである。

開会式は27日午後9時(日本時間28日午前5時)からロンドン東部の五輪スタジアムで行なわれた。
残念ながら最初からテレビ中継を見てはいないが、途中の選手団入場から見始めた。
今回は、204の国と地域から約1万500人の選手が出場という事で選手団入場だけでかなり時間がかかっていた。
あまりにも長いのでずっと見てはいなかったが、入場する選手たちの顔はみんな輝いていた。
オリンピックにかけるアスリートたちの思いは、まさにこの瞬間からはじけていたに違いない。
自分が、あの中の一員でいられたら、きっと生涯忘れることのない記憶として刻みこまれたものと思う。
選手たちの弾けんばかりの笑顔が、とても素晴らしく見ていて嬉しくなった。

そして、目玉の聖火の入場が始まった。
まず、元サッカーイングランド代表主将のデービッド・ベッカムが、モーターボートに乗ってテムズ河からオリンピックパークまで運ぶ。
テムズ河からボートで登場というのも、ユニークな演出である。
カラフルな照明に照らされたボートが、テムズ河を進んでいく上空からの映像が美しかった。

ベッカムのボートの聖火を、ボート競技で5大会連続金メダルを獲得した英国のスティーヴ・レッドグレーヴ氏が引き継ぎ開会式会場に向かった。
そして最終ランナーは、10代の7人の若者だった。最終ランナーとなった7人はスタジアム中央に集まった。
花びらの形をした点火口に聖火を灯すと、一気に円状に広がり大きな火の塊に成長した。
普通、聖火台というと高い塔があって、そこまで駆け上がって点火するというのが多いのだが
今回は、そんな予想を覆す演出だった。
火のついた点火口は、長い棒の先端でありだんだん中央に寄せて立ち上がり小さな炎が集まって一つの大きな聖火になったのだ。
火のついた棒は204本あり、参加した各国・地域の名が刻まれているという。
小さな火が集まって一つの大きな火になるということで、大会の一体感を盛り上げると言う意図なのであろう。
聖火の灯し方には、毎回どんな演出になるのか期待するのだが、今回もすばらしい点火であった。

そして、最後はポール・マッカートニーの「ヘイ・ジュード」の生歌が始まった。
さすが、ビートルズ発祥の地である。この偉大なグループの名曲が開会式のフィナーレとは感動だった。
「ヘイ・ジュード」のフレーズが、最初に聞こえてきた時は何故か無性に泣けてきた。
現地では、既に深夜1時近くになっていたのだが、無事開会式が終わった。

さて、これから17日間の大会の幕がきっておろされた。
すでに、日本の男女サッカーは、初戦に勝って幸先良いスタートをきっている。
しばらく、オリンピックに目が離せない。