とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015天女の羽衣伝説ウルトラマラソン

2015-04-12 21:37:24 | マラソン
4月上旬まで行っていた四国のお遍路を中断して、第10回「天女の羽衣伝説ウルトラマラソン」に参加してきた。私自身も5回連続の出場である。距離は71.5キロで、100キロマラソンほどきつくはないが、フルでは物足らないという人にはぴったりで、近いうちに100キロマラソンを走ろうとしている人には、いい練習になる大会だ。私も5月末に、100キロマラソンにエントリーしているので、その練習も兼ねるとともに、知り合いも大勢集まって楽しいという事もあって、毎年参加しているのである。ただ、今年はお遍路で相当な距離を歩いているとはいえ、1ヶ月半全く走っていなかったので、完走できるかは、かなり心配であった。

10日の夜、自宅を出て滋賀県のウッディパル余呉に宿泊する。大会は、午前7時にウッディパル余呉をスタートする。スタート前に、仮装ランナーや仲間たちと集合写真を撮る。


最初は、ウッディパル余呉から余呉湖のビジターセンターまでの3.5キロを走る。以後、1周6.8キロの余呉湖を10周する計71.5キロのウルトラマラソンだ。ビジターセンターにエイドが開設され、1周回るごとに自分の番号のところにチェックを入れ10周したところでゴールとなる。

この時期の余呉湖は、ちょうどお花見の時期と重なり、湖岸沿いの桜並木が美しい。余呉川沿いには菜の花と桜並木のコラボレーションが毎回楽しみだ。いつも大勢のカメラマンがやってきて、この辺りの写真を撮っている姿をよく見る。




明け方まで、雨が降っていたので天気が心配だったが、曇り空から時折晴れ間もあり、青空に桜が映える時間帯が何度かあり、お花見ランを満喫できた。


湖岸を回っていると反対側の湖岸の桜並木も良く見える。


余呉湖の東側は、風の通り道となっていて時折強い風が吹く。この日も風が強く、桜吹雪が何度も見られた。路面に桜の花びらが一杯落ちているが、空中にも白く映っているのは全て桜の花びらだ。




さて、私の走りといえば5周くらいまでは、比較的調子よく走れていたものの、6~8周当たりになると一気にペースダウンだ。やはり今まで全く走っていなかったツケが回ってきていた。歩くことと走ることでは、使う筋肉が違うのでかなりへばっていた。それでも、8周が終わったところで、ぜんざいとおにぎりを食べて気持ちを切り替えたところ、少し元気が出てきて再び前半の調子が戻ってきた。そして、9周が終わったところで赤い襷を掛けると、俄然元気となって目いっぱい頑張って走った。結果は、8時間56分と目標としていた9時間以内を達成することが出来た。

ゴール後は、ウッディパル余呉のサブセンターで鍋パーティを楽しむ。3回以上参加者には恒例のTシャツ授与があり、今年は赤地に白文字が入ったものだ。また、10回完走者への記念品授与も行われた。私も、地酒「七本槍」の大吟醸を記念品として頂く。


その後の抽選会でも、時計が当たり大いに喜ばせてもらった。また、他の仲間たちも空くじなしで、デジカメ、米、バームクーヘン、CW-Xのウェア等豪華景品を頂き、全員大満足だったようだ。その後も、懇親会が続き、元気な人は深夜12時くらいまで起きていたようだ。

翌日の朝食の後、スキー場のゲレンデ内で参加者たちで集合写真を撮って解散する。


今年もラン、抽選会、懇親会と最後まで楽しませてもらい、大満足のウルトラマラソンの大会であった。抽選会で、こんなに景品を出しても大丈夫なのかと思うほどの内容だったが、参加費の中でうまくやりくりしているそうで、大会実行委員会の手腕に感心せざるを得ない。今後も長く続けてほしい大会である。