JT(日本たばこ産業株式会社)が電車の中吊り広告や雑誌などで展開している、あの「大人たばこ養成講座」だが、妙に味があるイラストについつい見入ってしまう。以前にも、「ブログのお作法」を取り上げたことがあったが、「山登りでのお作法」というのがあったので、これも取り上げてみた。
1.靴は履きなれた相棒を選ぶこと。足腰を鍛える、という準備は日頃から進める事。
(靴は大事だ。そして、足腰を日頃から鍛えておくことは大賛成)
2.おやつは300円以上持っていくこと。支度しながら食べちゃわないこと。
(おやつは300円どころか1000円近く買ってしまう。支度しながら食べちゃうことはないが、いつも余分に買い過ぎて余ってしまう)
3.歌でも唄いながら一定のペースで歩くこと。友人が「ひかない」程度の歌集を配布すること。
(歌いながら歩くのは楽しそう。しかし、さすがに歌集は準備したことはない)
4.すれちがう人には、気軽に声をかけること。熟女にも果敢に声をかけること。
(当然誰にでも、挨拶は欠かせない)
5.石ころがころころ転がっていった場合、「ラク!」と叫ぶこと。
(これは、重要なこと。たまに「ラク!」と叫んでいる)
6.吊り橋は下を見ずにわたること。ちびったら、そよ風を導き自然乾燥させること。
(下を見たら、怖くて渡れない)
7.ケガ人を見捨てないこと。時には撤退する勇気を持つこと。
(困っている人を見たら助けないといけない。撤退したことも一度や二度ではない)
8.おにぎり等は見通しの良い場所でほおばること。銀紙を噛んでひとりもだえないこと。
(やっぱり景色がいいとこでなければ!銀紙噛むって、何だろう?)
9.山の幸をいただくにしてもキノコ類だけはむやみに食べないこと。
(山のキノコだけは、絶対食べない)
10.排出作業は人目を避けること。見られることの快感をこんな所で追及しないこと。
(お花摘み、キジ撃ちは、人目のないとこで済ますのが常識)
11.その際、蛇に噛まれても慌てないこと。毒を吸い出そうとしないこと。
(蛇に噛まれたら間違いなく慌てるだろう。これは無理な話だ)
12.山頂では「やまびこ」を堪能すること。うまい空気のなか、うまい一服も堪能すること。
(たばこ好きには、うまい一服だろうが、山では禁煙にしたいものだ)
13.ここ一番で「三者三様携帯灰皿」を活用すること。不作法者には、微笑とともにこれを差し出すこと。
(灰皿は、必ず持参して欲しいものだ)
14.使ったものはすべて持ち帰ること。山をゴミの山にしないこと。
(ゴミは、すべて持ち帰らなければ…)
このシリーズのいろんな作法は、的を得ていて面白い。スマホのアプリでも、「大人たばこ養成講座」があるそうだ。いろんな作法を、アプリで勉強してみるのも楽しそうだ。