6:28。「百百家旅館」を出発する。朝食は、前の日に用意してあったらしく、インスタントみそ汁、のり、卵、納豆等手間がかからない食べ物ばかりで、セルフサービスだった。
6:30。JR鬼無駅前を通過する。
しばらく歩くと、昔からの道標の横から遍路道に入る。この先で、お坊さんに出会い、なんとペットボトル1本をお接待だとして頂いてしまった。お坊さんからお接待とは恐縮である。
7:09。香東川まで来ると、対岸に渡る橋が壊れていて通行止めとなっていた。
仕方なく、河川敷沿いのサイクリングロードを直進する。
8:11。83番札所一宮寺に到着する。
その後、高松市内の中心部に入っていく。9:47。琴平電鉄三条駅前を通過する。ちょうど、上り下りの電車が停車したところだった。
喫茶店でランチを食べた後、屋島に向かって歩き出す。屋島は高松市の東北に位置する卓状の独立峰で、その名称は屋根のような形状に由来し、高松市のシンボルになっているそうだ。山上からは多島海が眺められる展望景観を有し、日本で最初の国立公園に指定された場所だという。
麓から、急坂を上っていくと「加持水」がある。ここは、昔,弘法大師が屋島山へ登ろうと中腹まで来られてひとやすみしたのだが、水を飲もうにも付近に水場もなかった。そこで、弘法大師が加持祈祷をされると岩の間から清水が湧き出したと言われている。
近くの石碑に文字が刻まれており、弘法大師の筆跡だと言われている。
13:01。84番札所屋島寺に到着する。
屋島寺に蓑山大明神として祀られている屋島の太三郎狸。佐渡の団三郎狸、淡路の芝右衛門狸と並んで日本三名狸に数えられているそうだ。スタジオジブリのアニメーション映画『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場している有名な狸らしい。
屋島の「獅子の霊巌」から臨む景色。高松市街地を始め男木島や女木島など、瀬戸内海の抜群の眺望を満喫できる展望スポットで、小さい皿状の土器を投げて開運や厄除けを祈願する「かわらけ投げ」が、楽しめる。
屋島の山頂をぐるりと回ると、水族館があった。ちょっと寄ってもいいかなと思ったが、入場料が1200円と結構高かったので、そのまま通過する。
これは、「談古嶺」からの展望。源平の古戦場「檀ノ浦」や小豆島、五剣山などが一望できる。明治30年に村雲尼(そんうんに)が屋島を登山した際、源氏の武士や平家公達を偲んで命名したそうだ。今日は、本当にいい天気で景色も最高に良かった。それにしても、壇ノ浦がこの辺りだったとは、初めて知った。
源平合戦の時、那須与一が美女の手招く扇を矢で撃ち落としたとされる場所がこの辺りだという。「談古嶺」から望遠で撮影。
「血の池」に寄ってみる。血のように赤い池かと思ったが、源平合戦の折、義経はじめ源氏軍が血刀を洗ったところ池はまっ赤に染まったことから、そう言われたらしい。今は、ごく普通の池だ。
15:20。今夜の宿「讃岐屋高柳館」に到着する。そして、明日は一気に88番まで行ってしまう予定だが、これで終わりではない。最後に1番札所にお礼参りに戻って終わりなので、あと3日はかかる。
今日の歩行距離:25.3キロ(通算1112.0キロ)
明日の予定:88番札所まで
6:30。JR鬼無駅前を通過する。
しばらく歩くと、昔からの道標の横から遍路道に入る。この先で、お坊さんに出会い、なんとペットボトル1本をお接待だとして頂いてしまった。お坊さんからお接待とは恐縮である。
7:09。香東川まで来ると、対岸に渡る橋が壊れていて通行止めとなっていた。
仕方なく、河川敷沿いのサイクリングロードを直進する。
8:11。83番札所一宮寺に到着する。
その後、高松市内の中心部に入っていく。9:47。琴平電鉄三条駅前を通過する。ちょうど、上り下りの電車が停車したところだった。
喫茶店でランチを食べた後、屋島に向かって歩き出す。屋島は高松市の東北に位置する卓状の独立峰で、その名称は屋根のような形状に由来し、高松市のシンボルになっているそうだ。山上からは多島海が眺められる展望景観を有し、日本で最初の国立公園に指定された場所だという。
麓から、急坂を上っていくと「加持水」がある。ここは、昔,弘法大師が屋島山へ登ろうと中腹まで来られてひとやすみしたのだが、水を飲もうにも付近に水場もなかった。そこで、弘法大師が加持祈祷をされると岩の間から清水が湧き出したと言われている。
近くの石碑に文字が刻まれており、弘法大師の筆跡だと言われている。
13:01。84番札所屋島寺に到着する。
屋島寺に蓑山大明神として祀られている屋島の太三郎狸。佐渡の団三郎狸、淡路の芝右衛門狸と並んで日本三名狸に数えられているそうだ。スタジオジブリのアニメーション映画『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場している有名な狸らしい。
屋島の「獅子の霊巌」から臨む景色。高松市街地を始め男木島や女木島など、瀬戸内海の抜群の眺望を満喫できる展望スポットで、小さい皿状の土器を投げて開運や厄除けを祈願する「かわらけ投げ」が、楽しめる。
屋島の山頂をぐるりと回ると、水族館があった。ちょっと寄ってもいいかなと思ったが、入場料が1200円と結構高かったので、そのまま通過する。
これは、「談古嶺」からの展望。源平の古戦場「檀ノ浦」や小豆島、五剣山などが一望できる。明治30年に村雲尼(そんうんに)が屋島を登山した際、源氏の武士や平家公達を偲んで命名したそうだ。今日は、本当にいい天気で景色も最高に良かった。それにしても、壇ノ浦がこの辺りだったとは、初めて知った。
源平合戦の時、那須与一が美女の手招く扇を矢で撃ち落としたとされる場所がこの辺りだという。「談古嶺」から望遠で撮影。
「血の池」に寄ってみる。血のように赤い池かと思ったが、源平合戦の折、義経はじめ源氏軍が血刀を洗ったところ池はまっ赤に染まったことから、そう言われたらしい。今は、ごく普通の池だ。
15:20。今夜の宿「讃岐屋高柳館」に到着する。そして、明日は一気に88番まで行ってしまう予定だが、これで終わりではない。最後に1番札所にお礼参りに戻って終わりなので、あと3日はかかる。
今日の歩行距離:25.3キロ(通算1112.0キロ)
明日の予定:88番札所まで
88番札所のとっちー遍路の表情をしっかりカメラで撮って送って下さいよ。
号泣した姿か?無言で瞑想して、今までの遍路のさまざまな思いが込み上げた姿か?はたまた「ピースサインで万歳して大口開けた」姿か???
スマホでのコメントはやりにくいなんてものじゃない。まだ慣れないので、PCで打とうと…。とにかくとっちーさんの結願に間に合うよう、ついにくーかいさんは昨夜大垣に到達しましたよ、見切り発車さん。そして自宅に着いたのは夜の10時過ぎ。私の方が一足早く「結願」(私の場合も「結願」って言っていいのかな?)
これからとっちーさんは、1番札所に、そして高野山へ行かれますよね。私も大垣から伊賀上野へ、そして芭蕉のお墓のある大津「義仲寺」へお参りして、2006年から始め、2008年、2010年、2014年そして今年と、長くて楽しかった「奥の細道を辿る旅」が完結します。
とっちーさんの遍路の全てを、今度お会いする時にじっくり話を聞かせて下さい。
じっとしてないとっちーさん、次の計画は?
スペインの巡礼の道かな???
見切り発車さん、奥深くて楽しいコメント、ありがとうございました。私はブログをやっていませんが、とっちーさんのブログを通じて友情がポツポツと芽生えています。
これからはアルバム作りに専念します。今まで40ページのアルバムが6巻まで出来上がっていますが、おそらく全部で15巻ほどになりそうです。お見せできないのが残念ですが…。
本日、無事に結願いたしました。
88番までの道は、厳しかった。
その分、ありがたさもひとしおです。
やはり大垣にもう着いていたのですね。
お疲れさまでした。
奥の細道のルートについては、まだまだ勉強不足でよくわかってなかったですが、
一区切りはついたのですね。
伊賀上野、大津も今年中に行かれるわけですね。
スペインの巡礼の旅ですか…。
一応、会社の女の子から次にどうですかと本までもらっていますが、どうしましょう。
今度お会いした時は、いろんな話ができそうで楽しみです。
「平家物語」の世界が拡がりましたね~
これまでも沢山の歴史やいわれや逸話を教えていただきましたが
最後にドカンと平家物語のプレゼント
お坊様のお接待も 最後の最後に有難い事でしたね
本当にお疲れ様でした。
スペイン巡礼の計画があるのですか!?
うわわ
また すごい話が出てきて オドロキ~!
「奥の細道を辿るたび」
完結おめでとうございます。
お疲れ様でした。
2006年から続いていたのですか!
くーかいさんのライフワークですね・・
芭蕉の足跡を辿って その時の感想や折々に応じて くーかいさんも俳句を詠まれたでしょうか、
私は不調法で歌も俳句も全く出来ませんが
「季寄せ」(山本健吉編)
は 持ってるのですよ 持ってるだけで見たこと無いですが・・
アルバムを作る時はいろいろ思い出して きっともう一度
「奥の細道を辿る旅」を
芭蕉とともに楽しめる事になりそうですね・・
見せていただけないのが残念です。
もうちょっと勉強しておけばよかったですね。
>スペイン巡礼の計画があるのですか!?
とんでもないです。
そういう巡礼道がある事を知っただけで、何も決まってないですよ。