先週末は、松本市、朝日村、木祖村にまたがる木曽川の源流部の山である鉢盛山に登ってきた。鉢に盛り付けをしたような丸いどっしりとした山容で、日本三百名山に選定されている。
鉢盛山へのコースはいくつかあるが、朝日村からのコースが最短である。ただし、このコースから登る場合には、事前に入山許可を取らなければならない。事前に朝日村役場に許可証を申請して、野沢俣林道の鍵を受けとらなければ、登山口に入ることが出来ない。三百名山の一つでもあり、一度は登ってみたいと前から思っていたので、早速、朝日村役場に入山ゲート通行許可申請書を提出して入山ゲート通行許可を取る。入山当日の早朝、事前に指定された場所に出向き、鍵を受け取る(24時間、受け取り可能)。
鍵を受け取り、野俣沢林道のゲートまで向かう。ゲート前で、鍵を開けゲートを開いて、2台の車で林道の中に入っていく。

ゲートから登山口までは約10キロある。砂利道のダートを時速15キロ前後でゆっくり進み40分ほどで登山口に着いた。登山口の駐車場には、すでに2台の車が止まっていて、登山者が何人か登っているようだった。
登山口にある鉢盛山の登山道概略図。

登山口前で、スタート時の記念撮影。今回のメンバーは全部で7人だ。

上り始めからいきなりの急登である。

針葉樹林の中の急登をジグザグに登り、50分ほどで尾根に出る。町村界尾根の入り口で、ここからは塩尻市内の景色などが良く見える。

鉢盛山から北東へのびる長く大きな尾根(町村界尾根)を進み、ハト峰への分岐を過ぎ、ゆるい針葉樹林の道を進んでいく。

しばらくすると“権現の庭”とよばれる小さい高層湿原に出る。

すぐに避難小屋の鉢盛山荘が見えてくる。

鉢盛山荘から右へ10分ほどで祠のある鉢盛山山頂2447mに到着する。

山頂には、4つの祠がある。山容が大きいため東筑摩郡朝日村、同波田町、松本市奈川、木曽郡木祖村と4つの町村と接しており、それぞれの町村で設置した祠だという。

山頂の周辺は、木々で覆われ展望が良くないので、少し先の巨大な反射板のある場所まで移動する。

だが、残念ながら反射板の場所からも展望は良くなく、槍・穂高連峰が見えるという場所の先は雲で覆われていて、槍・穂高の姿を想像するしかなかった。

それでも、広い場所なので、反射板の下で、ゆっくり昼食休憩をする。今回は、メンバーたちからいろいろな差し入れがあり、ブドウやパイナップル、ソーメン、ビールなどを頂き、お腹は十分満たされた。

下山は元来た道をそのまま戻る。1時間半ほどで、登山口に下山する。

駐車場には、我々の車のみしか残っていなかった。最後に出会った登山者は、ゲートから走ってきたトレランの2名だけだったが、普通の登山者も3名のみで静かな山だった。

参考1.今回のコースマップ

参考2.今回の高低図&コースタイム
鉢盛山へのコースはいくつかあるが、朝日村からのコースが最短である。ただし、このコースから登る場合には、事前に入山許可を取らなければならない。事前に朝日村役場に許可証を申請して、野沢俣林道の鍵を受けとらなければ、登山口に入ることが出来ない。三百名山の一つでもあり、一度は登ってみたいと前から思っていたので、早速、朝日村役場に入山ゲート通行許可申請書を提出して入山ゲート通行許可を取る。入山当日の早朝、事前に指定された場所に出向き、鍵を受け取る(24時間、受け取り可能)。
鍵を受け取り、野俣沢林道のゲートまで向かう。ゲート前で、鍵を開けゲートを開いて、2台の車で林道の中に入っていく。

ゲートから登山口までは約10キロある。砂利道のダートを時速15キロ前後でゆっくり進み40分ほどで登山口に着いた。登山口の駐車場には、すでに2台の車が止まっていて、登山者が何人か登っているようだった。
登山口にある鉢盛山の登山道概略図。

登山口前で、スタート時の記念撮影。今回のメンバーは全部で7人だ。

上り始めからいきなりの急登である。

針葉樹林の中の急登をジグザグに登り、50分ほどで尾根に出る。町村界尾根の入り口で、ここからは塩尻市内の景色などが良く見える。

鉢盛山から北東へのびる長く大きな尾根(町村界尾根)を進み、ハト峰への分岐を過ぎ、ゆるい針葉樹林の道を進んでいく。

しばらくすると“権現の庭”とよばれる小さい高層湿原に出る。

すぐに避難小屋の鉢盛山荘が見えてくる。

鉢盛山荘から右へ10分ほどで祠のある鉢盛山山頂2447mに到着する。

山頂には、4つの祠がある。山容が大きいため東筑摩郡朝日村、同波田町、松本市奈川、木曽郡木祖村と4つの町村と接しており、それぞれの町村で設置した祠だという。

山頂の周辺は、木々で覆われ展望が良くないので、少し先の巨大な反射板のある場所まで移動する。

だが、残念ながら反射板の場所からも展望は良くなく、槍・穂高連峰が見えるという場所の先は雲で覆われていて、槍・穂高の姿を想像するしかなかった。

それでも、広い場所なので、反射板の下で、ゆっくり昼食休憩をする。今回は、メンバーたちからいろいろな差し入れがあり、ブドウやパイナップル、ソーメン、ビールなどを頂き、お腹は十分満たされた。

下山は元来た道をそのまま戻る。1時間半ほどで、登山口に下山する。

駐車場には、我々の車のみしか残っていなかった。最後に出会った登山者は、ゲートから走ってきたトレランの2名だけだったが、普通の登山者も3名のみで静かな山だった。

参考1.今回のコースマップ

参考2.今回の高低図&コースタイム

ほんの少し安心感を覚えましたヨ。
結構きつかったのですよ。