地元農協が出している雑誌に、遠州弁が紹介されていた。遠州弁とは静岡県西部地区に伝わる方言である。私もこの地域の生まれなので自分でも使ったり、親が良く使ってたなーと懐かしくも思った。
いくつか挙げてみる。どのくらい判るだろうか?
1.とんじゃかない
2.ちゃっと
3.ちんぷりかえる
4.じゅるい
5.おっかない
6.きぜわしない
7.血が死んだ
8.ぶしょったい
9.かいだるい
10.かが抜ける
11.おだいさま
12.とぶ
13.くろ
14.こわい
15.ひずるしい
まだまだ、一杯あるのだが、とりあえず解説しておこう。
1.とんじゃかない(気にしない、かまわない) 「作業服だで、汚れてもとんじゃかないに」
2.ちゃっと(急いで、すぐに) 「雨降りそうだから、ちゃっと終わるか」
3.ちんぷりかえる(怒る、すねる) 「相手にされんもんで、ちんぷりかえってるら」
4.じゅるい(ぬかるんでいる) 「雨で道がじゅるいら」
5.おっかない(恐ろしい、怖い) 「鎌を振り上げて、おっかないやー」
6.きぜわしない(慌しい) 「ご飯食べてすぐに仕事なんて、きぜわしないやー」
7.血が死んだ(内出血、青あざができる) 「石の角で足をぶつけ、血が死んだ」
8.ぶしょったい(だらしない、見苦しい) 「ズボン破れてて、ぶしょったいやー」
9.かいだるい(疲れた、だるい) 「今日も忙しくて、かいだるいやー」
10.かが抜ける(ジュースなどの炭酸が抜ける) 「さっきの飲んだラムネ、もうかが抜けてうまくないに」
11.おだいさま(お金持ち) 「あのうちは、家が大きくておだいさまだやー」
12.とぶ(走る、駈ける) 「急いでとんで行きなー」
13.くろ(隅、端) 「車が来たので、くろに寄りな」
14.こわい(ごはんが硬くなる) 「ご飯出しっぱなしにしたら、こわくなったに」
15.ひずるしい(まぶしい) 「太陽の光がひずるしいやー」
そして、遠州弁の基本文型は「だら」「だに」「だもんで」「はぁ」「やいやい」である。
1.だら:「明日会社だら?」 → 「明日は、出勤日だよね?」
2.だに:「これ、わたしんのだに」 → 「これは、私のものですからね。」
3.だもんで:「だもんで、言っただに」 → 「だから、言ったのに」
4.はぁ:「あんたんちの子、はぁ小学校けぇ?」 → 「「あなたのお子さん、もう小学校にあがるんですか?」
5.やいやい:「やいやい、遅刻しちゃってぇ。」 → 「やれやれ、遅刻してしまいました。」
こんなふうに使いわける。今では、年寄りしか使わない言葉が多いが、自分でも何気なく使っている言葉も意外とある。
いくつか挙げてみる。どのくらい判るだろうか?
1.とんじゃかない
2.ちゃっと
3.ちんぷりかえる
4.じゅるい
5.おっかない
6.きぜわしない
7.血が死んだ
8.ぶしょったい
9.かいだるい
10.かが抜ける
11.おだいさま
12.とぶ
13.くろ
14.こわい
15.ひずるしい
まだまだ、一杯あるのだが、とりあえず解説しておこう。
1.とんじゃかない(気にしない、かまわない) 「作業服だで、汚れてもとんじゃかないに」
2.ちゃっと(急いで、すぐに) 「雨降りそうだから、ちゃっと終わるか」
3.ちんぷりかえる(怒る、すねる) 「相手にされんもんで、ちんぷりかえってるら」
4.じゅるい(ぬかるんでいる) 「雨で道がじゅるいら」
5.おっかない(恐ろしい、怖い) 「鎌を振り上げて、おっかないやー」
6.きぜわしない(慌しい) 「ご飯食べてすぐに仕事なんて、きぜわしないやー」
7.血が死んだ(内出血、青あざができる) 「石の角で足をぶつけ、血が死んだ」
8.ぶしょったい(だらしない、見苦しい) 「ズボン破れてて、ぶしょったいやー」
9.かいだるい(疲れた、だるい) 「今日も忙しくて、かいだるいやー」
10.かが抜ける(ジュースなどの炭酸が抜ける) 「さっきの飲んだラムネ、もうかが抜けてうまくないに」
11.おだいさま(お金持ち) 「あのうちは、家が大きくておだいさまだやー」
12.とぶ(走る、駈ける) 「急いでとんで行きなー」
13.くろ(隅、端) 「車が来たので、くろに寄りな」
14.こわい(ごはんが硬くなる) 「ご飯出しっぱなしにしたら、こわくなったに」
15.ひずるしい(まぶしい) 「太陽の光がひずるしいやー」
そして、遠州弁の基本文型は「だら」「だに」「だもんで」「はぁ」「やいやい」である。
1.だら:「明日会社だら?」 → 「明日は、出勤日だよね?」
2.だに:「これ、わたしんのだに」 → 「これは、私のものですからね。」
3.だもんで:「だもんで、言っただに」 → 「だから、言ったのに」
4.はぁ:「あんたんちの子、はぁ小学校けぇ?」 → 「「あなたのお子さん、もう小学校にあがるんですか?」
5.やいやい:「やいやい、遅刻しちゃってぇ。」 → 「やれやれ、遅刻してしまいました。」
こんなふうに使いわける。今では、年寄りしか使わない言葉が多いが、自分でも何気なく使っている言葉も意外とある。
にょろりさんは、もちろん遠州の方ですよね。
遠州弁での親子の会話が目に見えるようです。
「かいだるい」はかなり年配の人じゃないと使わないですね。
私がよく使うと言ったら、「だら」「だに」等の基本文型は間違いなく使ってますね。
「こわい」は「怖い」のほうじゃなくて「硬い」のほうの「こわい」ですね。そちらでも意味が通じるのですね。
以下、無理やり遠州弁作文してみました
(母子の会話、子は外から帰宅したところ)
子「やいやい、足、ぶっちゃってー」
母「ほい、どーした、血がしんでるにー」
子「道がじゅるいもんで、くろのほーとんでったら、どぶ板のあいさに落っこっちゃったもんで」
母「あーもー、しょんないやー。ズボンもよごいて・・・かえち出いとくで、着替えな」
子「はぁいい、ちゃっと遊びぃ行かんとかんで」
母「・・・とんじゃかないやー、もー」
(訳)
やれやれ、足を打撲しちゃったよ
あれ、どうしたの、青あざできてるよ
道がぬかるんでいたので隅のほうを走ったら側溝のふたの間に落ちたの
しょうがないねー、ズボンも汚して・・着替えを出しておくので着替えなさい
もういいよ、すぐに遊びにいかないといけないから
・・・無頓着なんだから、もう
静岡は 関西とも関東とも近いのに
ほとんど判りませんでした。
解説を読んでみるとなるほどと納得することもありましたが
「おっかない」や「こわい」は 標準語だと 思ってました。
こわい(硬い)は最近はあまり使いませんが おっかないは よく使います。
お年寄りとも話す機会が多いようだから完璧でしょう。
方言で、育った地域が何となくわかりますね。
全部、わかります。
使えます。
現役です。
自分では、標準語で喋っているつもりでも、意外と使っていたりする方言ってありますね。