10日の夜は、満月が地球の影にすっぽりと覆われる「皆既月食」の絶好の観測日和になるということで、夜10時半くらいから寒い空の下でカメラを構えてじっと待っていた。しばらく前まで、月の周りには薄い雲が懸かっていたが、月食が始まった辺りから雲がすっかりなくなり、くっきりと月が見えてきた。
観測場所は、自宅ではなく川崎市内のホテルの駐車場だ。それまでは、横浜の夜景観光に出かけていて、ちょうどホテルに戻ったところで月食が始まっていたのだ。周りでも、月を眺めている人がちらほらいる。三脚にカメラを固定して月の方向にレンズをセットした。欠け始めたのは夜10時前からということで、この時点では三日月になっていた。月の位置がほぼ真上に近い場所だったので、ファインダーを覗くのも大変だ。地面にしゃがみこんでほぼ真上を見る位置になり首が疲れた。
まずは、10時44分頃の様子。
次が10時48分。
寒くなってきて、いったんホテルの部屋に戻り、皆既になった頃もう一度月の様子を見にいった。11時過ぎに月全体が地球の影にすっぽりと覆われて暗くなる「皆既月食」となり、地球の大気の層で屈折した僅かな光を受けてほのかに赤黒く輝く様子が見えていた。
23時15分の様子。
23時16分の様子。
何枚もカメラに撮ったが、やはり天体写真を撮るのは難しい。何故かというと、地球が自転していることを忘れていた。シャッターが開いている僅かな時間の間に、地球の位置が動いているので、月の姿がぶれてしまっている。何枚も撮ったが、全てぶれて二重に写っているのがほとんどだ。露出とかシャッター速度とか、プロならいろいろ考えて調整しているのだろうが、素人が適当にやっているので、残念ながら気に入った写真は一枚もない。きれいな写真は、専門家に任せたほうがいいようだ。でも、ここまできれいな皆既月食を生で見たのは、生まれて初めてだ。この日は、横浜の夜景から天体ショーまで、夜の景色をしっかり楽しんだ。
横浜の夜景は、後日アップすることにする。
観測場所は、自宅ではなく川崎市内のホテルの駐車場だ。それまでは、横浜の夜景観光に出かけていて、ちょうどホテルに戻ったところで月食が始まっていたのだ。周りでも、月を眺めている人がちらほらいる。三脚にカメラを固定して月の方向にレンズをセットした。欠け始めたのは夜10時前からということで、この時点では三日月になっていた。月の位置がほぼ真上に近い場所だったので、ファインダーを覗くのも大変だ。地面にしゃがみこんでほぼ真上を見る位置になり首が疲れた。
まずは、10時44分頃の様子。
次が10時48分。
寒くなってきて、いったんホテルの部屋に戻り、皆既になった頃もう一度月の様子を見にいった。11時過ぎに月全体が地球の影にすっぽりと覆われて暗くなる「皆既月食」となり、地球の大気の層で屈折した僅かな光を受けてほのかに赤黒く輝く様子が見えていた。
23時15分の様子。
23時16分の様子。
何枚もカメラに撮ったが、やはり天体写真を撮るのは難しい。何故かというと、地球が自転していることを忘れていた。シャッターが開いている僅かな時間の間に、地球の位置が動いているので、月の姿がぶれてしまっている。何枚も撮ったが、全てぶれて二重に写っているのがほとんどだ。露出とかシャッター速度とか、プロならいろいろ考えて調整しているのだろうが、素人が適当にやっているので、残念ながら気に入った写真は一枚もない。きれいな写真は、専門家に任せたほうがいいようだ。でも、ここまできれいな皆既月食を生で見たのは、生まれて初めてだ。この日は、横浜の夜景から天体ショーまで、夜の景色をしっかり楽しんだ。
横浜の夜景は、後日アップすることにする。