カナリア諸島をご存知でしょうか? アフリカの左肩(?)のあたりに点在する常夏の島々ですが、なんとそこはスペインなんです。実は私、そんなところまでスペイン語を勉強しに行ってしまいました。10年前、マラガの2週間留学(留学ダイエット)で心身ともによれよれになっていた、その後のことです。
グランカナリア島、ラス・パルマスを選んだ理由:
1)暖かいから。
2)CASA DEL JAPON(日本の家)、があって日本食や日本の本が置いてある(という話だった)。
3)「クラスではスペイン語だけを使う」というふれこみの学校に行きたかった。
2)の話は我が愛読書『成功する留学』の情報だったのですが、そんなものは既にありませんでした。マグロ漁業の関係で日本企業が多くあった昔の話だったのです。ショック! しかしほとんど私と同じ理由でラス・パルマスまで来ちゃった珍しい日本人と語学学校で知り合い、意気投合。ふたりでドイツ人の悪口大会でもりあがりました。彼女は私が到着する前の3週間、ドイツ語の飛び交う中、やはり孤独な辞書引き生活を送っていたのです。
いえいえ、決してドイツ人だけが悪いと言うわけではありません。異国の語学学校で、自分の国の生徒が多数を占めると、自然につるんでしまいがちです。知らず知らずのうちに少数派の国の生徒にいやな思いをさせてしまうのはよくある話なのです。
ドイツ人、オランダ人、スウェーデン人、スイス人、アメリカ(合衆国)人、、、etc。スペイン語仲間から今まで色々な話を聞きましたが、はっきり言って、日本人だってつるんでしまえば同じことです。そう、ドイツ人だけが悪いんじゃない、ただ、スペインの海岸地方や暖かい島々は、ドイツに占領されているんじゃないか?と思うくらいドイツ人が多いだけなのです。
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