去年は石転び雪渓から梅花皮岳へ
梅花皮小屋に泊まり、縦走をと思ったが、体力不足を実感。命からがらの下山も含め、残念な初飯豊でした。
今回は、大日小屋から地蔵岳経由で切合小屋で一泊、翌日飯豊本山経由で大日岳を登って飯豊山に戻り、本山小屋に宿泊。朝日を浴びて下山するという、ゆったりまったり計画。
恐怖の雪渓は無いけれど、噂に違わぬ激坂、急登の連続に体力消耗。ヘロヘロになって着いた切合小屋のビールの美味さといったら、人生で飲んだ数万杯のTOP3に入るでしょう。本山から大日岳へ向かう稜線の素晴らしさは筆舌に尽くし難い美しさ。ゼブラに残る雪渓と深緑の深き峰々、空の青と流れる雲の白の作り出すコントラスト。視線を下に落とせば、色とりどりのお花の絨毯。陳腐だけど、『これぞ天国なんじゃね』と呟いてしまう。地獄のアプローチにも関わらず、リピーターが多いのも頷ける。加えて、素敵な山小屋、避難小屋がたくさんです。管理人さん達も優しい人ばかり。帰り道も地獄だったけど、又何とかして来るぞ〜と呟いてしまう。