原笙子の実録「不良少女とよばれて」をドラマ化。母親の「あなたさえ生まれていなければ…」という言葉から非行に走り、傷付き荒れ狂った日々を送る少女。彼女がひとりの青年の愛によって目覚め、そして舞楽の一人者に成長するまでの姿を綴る。民間舞楽の女流第一人者として敬愛される筆者から、人生必ずやり直しができるという強いテーマを訴える本作。当時人気アイドルだった伊藤麻衣子が不良グループのリーダー・曽我笙子役を体当たりで演じ話題となった。また舞楽の若き名手で、たった一度の出会いからヒロインを更正させようとする青年を国広富之が好演している。
・背水の陣
はいすいの-じん【背水之陣】切羽詰まっていて、もう一歩も後にはひけないぎりぎりの状況。 また、そうした状況に身を置いて、必死に物事に取り組むこと。 川を背にしたところに陣を敷き、退却できないようにして必死に戦う意から。
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