塩野義製薬は3月10日 昼12時30分、資本参加する英ViiV社(ViiV Healthcare Ltd.、ロンドン)が抗HIV治療における製剤の試験で良好な結果を得たと発表。
同社は新型コロナワクチンの開発でも治験段階に入っており、国内勢は遅れている。いまだ実用化のめどは立っていない。
塩野義製薬が国立感染症研究所などと開発している新型コロナウイルスのワクチンは塩野義は、ウイルスのたんぱく質を工場で量産し、主成分とする従来型。子会社のUMNファーマ(秋田市)は年内にも、コロナウイルスの遺伝子情報から作った人体に影響のない別の物質と昆虫細胞をあわせて、ワクチンのもととなるたんぱく質が作られ、このたんぱく質を体内に入れると、コロナウイルスからからだを守る「抗体」ができるという仕組みの組換えタンパクワクチンです。「すでにインフルエンザワクチンで実績があり、製造に関する安全性、有効性の確認がとれています」
昨年12月、塩野義は200人以上を対象に治験を始めた。3月までに国内の治験で500人に接種する計画だ。その後海外を視野に数万人規模の最終治験を予定する。
国内の製薬会社で治験に入ったのは、この2社のみ。
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