十住心論の空海の心
低きから高きへ、浅きから深き
心はさまざまな模様をして変化していくのだ。
変化のさまは、わが心だあり、みなの心である。
1. 第一の心は、いしょうていよう心。
獣のように、みずからの性欲や食欲のおももくのままに
生きる心である、人はみな生きものとして産まれた以上。
誰でもが免れない心のもようである。
これを目を閉じることは、色なき景色、体なき人として生きる
と同じである。生き者は人の道に目覚める。
そして仏の教えに出会う。愛欲もまた菩薩の位となる。
低きから高きへ、浅きから深きへ。
ついには菩薩位に達する。人は仏の教えに導かれ。
自らが救われたいと欲し、さらには人も己も救い
救われたいと願い、ついには最高の秘密のしょうごん心に達し
生きながらにして仏となるのだ。
#空海#救われる#十住心論
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