ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

i-dioの近況 インターネットでも聞けるようになりました、だって。

2018年03月03日 | モバイル・ウエアラブル
NoTTVの事業撤退の後という絶妙のタイミングで登場したアナログTV停波跡地VHF-Low帯を利用したデジタル放送サービス「i-dio」。
撤退は時間の問題という辛口の意見も有るようだが、状況はどうなのだろうか?
事業主体のFM東京にとっては重荷になってるのは事実のようで、昨年の決算書類にもi-dioの初期投資で利益が減少した、と書かれている。
しかし、こうしたコンテンツビジネスは初期投資時点で赤字であることは織り込み済みで、そこからどれだけサブスクライバーを増やしていくかが勝負になる。しかし、残念ながらとても普及しているとは思えない状況だ。
この事業を担当する㈱ジャパンマルチメディア放送は昨年7月にBIC株式会社から社名変更したが、同社HPのニュースリリースは17年6月30日の社名変更以降更新されていない。HPのニュースリリース更新状況でその事業の活気というものは大体想像できる。

しかし、i-dioも決して無策でいるわけではないようだ。
車載器向けにハイレゾ音源放送をするという。いわく、EVなど車内の静粛性が向上しており車載器向けにハイレゾ音源の需要が高まっているという。とても信じられない話だが。ごくごく一部のマニアのことだと思う。というか、それ以前にi-dioは普通の車載オーディオでは聴くことができない。専用チューナーボックス(約1万円)をつけてブルートゥースでカーオーディオから出力されるしかない。ハイレゾ音源以前の問題なのだ。
まあ、コンテンツがなければ誰も専用受信機をつくらないだろうから、ハイレゾ対応は局面打開策としては方向として間違っていないのだが、ハイレゾ音源ということだけではどうしようもないだろう。

さらにi-dioのHPで面白い記載を見つけた。スマホ用i-dioアプリのバージョンアップで「専用チューナーがなくても、インターネット経由で同一の放送サービスを利用することができます」とのこと。いったいどこに向かおうとしてるのだろうか。


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6 コメント

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Re:トップ人材 (日本人)
2018-03-24 20:28:40
自然な流れとして
Iさんですかねー?
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トップ人材 (maikawa)
2018-03-24 16:13:57
多分、とても勇気がある人ですね。
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アマネクさん (日本人)
2018-03-24 15:17:34
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001345.000004829.html
> 本部長には車載電装機器業界に精通したトップ人材を招聘する予定です
誰かなー?
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amanek (maikawa)
2018-03-15 13:00:30
ちょっと見てみたら、オリジナル番組はどんどん終了になって現在は実質週に一回、一時間しかないんですね。それをリピート放送している。その他の時間は音楽。残念ながら時間の問題でしょうね。
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あれー? (日本人)
2018-03-14 23:23:44
アマネクさんの本家のHP消滅!
一時的なのか再編なのか?
http://www.i-dio.jp/faq/sp/index.php?itemid=37&catid=8
https://rev-m.com/connectedca/0220webinar180301/
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かなり (日本人)
2018-03-03 16:08:34
以前からインターネット経由なんですよw
そういえば
LFさんの Suono Dolce 辞めちゃたです。
http://www.suono.jp/information/
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