大沢池と菊ヶ島
猛暑の大覚寺へは朝早く着き、外国人観光者を含めて数人だけ、ゆっくり拝観した
嵯峨御所と呼ばれ院政が行われた所としてもよく知られ
平安時代、嵯峨天皇の離宮だったが後に寺院となる
天皇の写経が奉安され、般若心経写経の根本道場として有名
また、生け花発祥の寺で「嵯峨御流」の総司所でもある
前回は、日本三大名菊の一つ嵯峨菊の展示中に訪れ、紅葉風景を堪能した
立派な松がお出迎え
臥龍の松
宸殿
牡丹図
桃山時代を代表する宸殿襖絵 狩野山楽筆
格子戸の留め金「蝉」の飾り
(職人の遊び心?、夏に作ったのでしょうか)
(左)安井堂、五大堂(本堂)
不動明王を中心とする五大明王が祀られています
※本堂は冷房が入っており、しばしクールダウンした☆
御所様式の建物が立ち並び、天皇ゆかりの寺院は整然として美しい
松は、日本の庭園によく合う
勅使門
勅封心経殿
大正14年(1925)、法隆寺の夢殿を模して再建された建物
嵯峨天皇、後光厳天皇、後花園天皇、後奈良天皇、正親町天皇、光格天皇の宸翰勅封般若心経を奉安し
薬師如来像が祀られている
安井堂(御霊殿)
大沢池前は、観月台があり一望できます
炎天下で、周囲約1㎞を歩くか迷ったが、、、回遊してみます
日本最古の人工の林泉 (林や泉水などのある庭園)
嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営にあたって
唐 (中国))の洞庭湖を模して造られたところから、庭湖とも呼ばれる
当時は最先端の文化の発信地だった
石仏群
20基を超える如来や菩薩の石仏がひっそりと佇んでいる
古いもので平安時代後期の作と伝えられている
ハスの花は終わったようです
水蓮、周りに「アメンボ」がたくさん水面で行ったり来たりしていた
天神社
御祭神:菅原道真公
御神木:ツブラジイ 別名コジイ(小椎) ブナ科の常緑樹
類種のスタジイと併せて一般にシイノキと呼ばれる
天神島から撮影、菊ヶ島・庭湖石
赤い太鼓橋の左が 天神島
傍に行くと隠れた「ニホンイシガメ」が、再び庭湖石に上陸している ⇩
竹林
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ヤブカンゾウ
龍頭舟
御殿川
空と池に浮かぶ月
旧嵯峨御所 大本山大覚寺
令和5年度「観月の夕べ」
嵯峨天皇が大沢池にて、中秋の名月に舟を浮かべ
文化人・貴族の方々と遊ばれたことから始まった「観月の夕べ」
日 程:令和5年9月29日 (金・中秋)~10月1日(日)
時 間:17時30分~21時 (20時30分受付終了)※昼夜入替制
日本三大名月鑑賞地である大沢池で、この2つの月が見られる優雅な時間は、、
残念です!令和5年7月31日(月)までの事前申込みで
受付期間は終了していました
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