昨日、洛西の大原野へ出かけました。 先に、西行ゆかりの花の寺「勝持寺」【前ぶろぐ】と鳥獣の庭が見事な「正法寺」【前ぶろぐ】の紅葉の様子をご報告しました。
続いて「大原野神社(おおはらのじんじゃ)」です。このあたりは、桓武天皇がしばしば鷹狩りを催した場所で、万葉集の編者、大伴家持も歌を詠んでいます。その鷹狩りの際には、藤原氏の人々も多数参加し、この地の美しいのを誉でて、氏神である奈良春日大社の分霊を祀ったのが大原野神社の始まりです。鳥居の前には七五三の大きな看板。ここは地域の人にとっても大切な氏神様なのでしょうね。
2本目の鳥居をくぐると、その先に色づいた紅葉が見えます。近づいていくと・・・春日野茶屋があります。そういえば、夏には流しそうめんやっていました。
境内、奈良の猿沢池を模した鯉沢池には、鷺が1羽。睡蓮の葉が広がる池の中の石にとまっていました。
池周辺の紅葉がとてもきれいでした。光を浴びて、絵画のような感じです。
右下写真:一重の枝垂れ桜「千眼桜(せんがんさくら)」は葉が少し残っていました。この桜は、花と葉が同時に出ること、3日で散ってしまうことなどが他にはない珍しい特徴だそうです。満開の時の様子は【前ぶろぐ】にて。
朱色の鳥居をくぐって本殿へお参りします。周辺の紅葉は見頃を過ぎた感じですが、まだまだきれいです。
大原野神社 http://oharano-jinja.jp/ 参拝無料 拝観所要時間:20分~ 駐車場あり400円
以前もご紹介しています。緑の頃【13/5/24】桜の頃【09/4/11】
大原野のある洛西の様子は【カテゴリ:西京区】にて。