まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉(15/11/16)醍醐寺へ行ってきました。三宝院・霊宝館

2015年11月17日 | 京都市伏見区

一昨日、醍醐寺へ行ってきました。下醍醐周辺の紅葉は色づきはじめでした。ただし、弁天堂周辺は見頃を迎えていました。詳細は前ぶろぐにて。

ちなみに、醍醐寺には見所が4ヶ所あります。(1)庭園が見事な三宝院(2)寺宝と桜が見事な霊宝館(3)下醍醐:国宝の金堂を含め五重塔、弁天堂など(伽藍)(4)上醍醐:創建の起源となった醍醐水、開山堂などです。(上醍醐は軽く登山気分・・・)

総門をくぐってすぐは、空一面に桜が広がるお花見の名所として知られています。桜の葉は、ほとんど落葉していました。

境内すぐにある「三宝院」は、歴代座主が居住する坊です。慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して、自ら基本設計した庭園を見ることができます。書院内では数々の襖絵が見れます。古くて色あせたものもあれば新しいものもあります。この季節は庭園の紅葉がとてもきれいです。内部、庭園の写真撮影は一切できません。 

現在、三宝院では、豊臣秀吉が槍山で花見をした時の建物を移築したと言われる「純浄観」や、江戸初期に建てられたとされる「奥宸殿」、快慶作の「弥勒菩薩(重文)」が安置されている「本堂」などを特別公開しています。(1,000円)日によるのかもしれませんが、あまり詳しい説明はありませんでした。ただ、特別公開区域から眺めるお庭はなかなかよかったです。興味がある方にはお勧めです。

続いて「霊宝館」です。醍醐寺にはたくさんの寺宝・伝承文化財があります。国宝69,419点、重要文化財6,522点、その他未指定を含めると仏像、絵画をはじめとする寺宝・伝承文化財は約15万点に及んでいます。その貴重な宝物の一部が春夏秋冬で展示替えが行われ霊宝館で公開されています。この日は、本館のみ開いていて俵屋宗達の屏風などが展示されていました。

霊宝館には、京都にソメイヨシノの開花宣言が出る頃にはすでに見頃を迎える大きなしだれ桜があります。豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の際に眺めたしだれ桜の三代目の桜で、樹幅は25メートル、樹齢は300年を超えているそうです。その木の葉はすでに落葉していました。開花時の様子は【前ぶろぐ】にて。

醍醐寺 http://www.daigoji.or.jp/ 拝観所要時間:90分~(3ヶ所拝観の場合)

拝観料は各所大人600円、中高300円です。2ヶ所拝観1,000円(500円) 3ヶ所拝観1,500円(750円)の共通券もあります。小学生以下は無料です。

醍醐寺には駐車場があります。(700円)ただし、ピーク時は、ほとんど停めることができません。また、探せば私営の駐車場(1,000円~2,000円ぐらい)が少しあります。ただしこちらもピーク時は満車です。公共交通機関がおススメです。地下鉄醍醐駅から徒歩10分弱です。*桜より紅葉の季節の方が空いています。

 

醍醐寺は以前もご紹介しています。【13/3/22】【12/4/8】【11/4/09】【11/4/5】にて。下醍醐上醍醐もご案内しています。【08/04/02】【07/04/03】【10/04/06】【10/04/06】【11/4/09】歴史&紅葉は【06/11/26