今夜は「十三夜」です。先月19日の「十五夜」の月に対して「後(のち)の月」と呼ばれ、満月ではない、控えめな事(月)に美を感じる日本独自の風習と言われています。ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を「豆名月」または「栗名月」と呼ばれているそうです。*十五夜は「芋名月」
ちなみに、江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしない客は「片月見」または「片見月」で縁起が悪いと遊女らに嫌われたそうです。二度目の通いを確実に行なうために、十五夜に有力な客を誘う風習・・・ 商魂?いや、情が深いのよね?(^^;)
写真は、我が家から見える今夜の月です。残念ながら、京都は空全体に雲がかかっています。先月の十五夜に訪ねた大覚寺の観月祭り【前ぶろぐ】では、くっきり見えたのに~。なお十五夜では京都のあちこちで行事が行われますが、十三夜はほとんどないようです。つれないですねぇ~。(^m^)
さて、栗名月・・・って事で、錦市場で栗を買ってきました。焼栗などを売る「京丹波」さんです。この季節は、生栗を量り売りしています。栗ごはんだと2合で300gぐらいかな?
買った栗は、お願いすればその場で「自動栗むき機」で皮を剥いてくれます。あっという間に出来上がり~。(無料)お値段は、丹波栗が一番大きなサイズで100g350円ですが、私はお買得の100g150円のものを買ってきました。お買得の秘密は粒がそろってない事と虫食いの可能性が・・・との事でしたが、その場で皮を剥くので、虫食いは除けてくれます。(^^)ほとんど虫食いがなかったです。さぁ、栗ごはん作ろう~。
帰りに、先月包丁研ぎをお願いした「有次」さんで、包丁を受け取ってきました。研ぐ前【前ぶろぐ】に比べると、ピカピカで、切れ味抜群!千切りすると気持ち良いくらい切れます。料理上手になった気分。(^^)
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