今日は、錦市場の「有次(ありつぐ)」さんへ行きました。「有次」は、1560年に、現在の本店の場所で鍛冶屋をしたのがはじまりで、その後太平の世とともに、包丁や小刀などを作り、明治40年頃から打ち出しの鍋なども作りはじめたそうです。錦店が開かれたのは昭和56年の事だそうです。御幸町西入る鍛冶屋町と案内がありますが・・・早い話が錦市場の錦天満宮側というか寺町側から入ったらすぐです。
今日の目的は、お買いものではなく、メンテナンス・・・包丁研ぎをお願いしに行きました。ここの製品は古いものでも研いでくれます。*お鍋なども直してくれます。
この包丁は、京都へ嫁いだ年に、亡姑が買ってくれたものです。「平常一品」というシリーズで、鋼(はがね)をステンレスにはさみこんだものです。鋼100%のものより軽くて、さびにくいので扱いも楽です。
普段は自分でさっと研いでいますが、2年に一度ぐらいお店に研ぎに出すと切れ味抜群!!大きい方は1,200円、小さいのは800円で研いでくれます。なんと、仕上がりまで、1ヶ月・・・。昔はもう少し早かったけど、相変わらず人気なのですね。遠方の場合は郵送もしてくれます。
仕上がるまでの1ヶ月は、姑が使っていた包丁を使おうと思います。研いでずいぶん細くなってますが、まだまだ使えます。(^^)
錦市場商店街 http://www.kyoto-nishiki.or.jp/index.html
以前も、紹介しています。【前ぶろぐ】
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