まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

「京都銭湯部とゆく・・・長者湯」に参加しました(1)

2011年05月22日 | 京都市上京区

昨日、まいまい京都さん主催のまち歩きイベント「 京都銭湯部とゆく、今日からできる豊かな町暮らし~地下水、薪焚き、タイル絵、昔ながらのお風呂屋さん・長者湯へ~」に、まじくんと2人で参加しました。集合場所は、京都建築専門学校よしやまち校舎です。

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よしやまち校舎は、2000年に京都建築専門学校50周年を記念し、町家校舎として改修整備されたものです。ツアーは、この町家の中で、講師である京都銭湯部のよしだれなさんに「京町家と銭湯にについてお話」をうかがってから、歩いて「古き良き京都のお風呂長者湯」さんを目指します。そして最後は一番湯へ入れます。(^^)中学生以上対象ですが、小3のまじくんもお願いして参加させていただきました。

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校舎を出た後、町家についての説明を聞きながらのんびり歩きます。そもそも町家とは、職住一体となった家のことで、軒先は商売用、奥は住まいとなっています。表に面している格子を外せばいつでも商売ができる仕組みです。

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写真右上:町家の2階・・・江戸の中頃に出た2階禁止令、倹約令をごまかす(失礼)ため、表に面した部分はとても低いです。昔ながらの虫籠窓(むしこまど)と近年になって改修されたガラス窓が並んでいます。虫籠窓は風通しや明かり取りのために漆喰で作られた窓で開閉ができません。そのため近代になってガラス窓に替えられた家が多いそうです。写真左下:半分だけガラス窓も・・・。写真右下:町家の屋根は、なんとな~く丸みを帯びて、お辞儀をしたような形です。腰を低く、商いの町に適した形、材料の節約、厳しい規制の結果・・・諸説あるそうです

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途中、道沿いの京菓子司 金谷正廣さんへ寄りました。安政3年(1856)、石川県加賀の菓子職人さんが開いた老舗です。真盛豆(しんせいまめ)が名物です。煎った丹波産黒豆に大豆粉を重ね、青のりをまぶしたお菓子です。突然お邪魔したにも関わらず、お話も聞かせていただき試食もいただきました。(^^)おいしかったです。もちろん、お土産も買いました。青のりときなこの風味が癖になります。小さいウズラの卵ぐらいの大きさです。

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金谷正廣 http://shinseimame.com/ 以前鮎のお菓子をご紹介しています。

その他に、鬼門に植えられた南天を探したり、屋根の上の鍾馗さまを見つけたりと、なかなか銭湯につきません。(^^;)1キロの道のりをまいまい(京都弁:うろうろ)歩くこと1時間・・・ようやく銭湯「長者湯」さんの高い煙突が見えてきました。

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長者湯さんは、映画の撮影にも使われた事もある雰囲気ある銭湯です。壁には、廃材がたくさん並べられていました。実は長者湯さんは、昔ながらに地下水を薪焚きしているお風呂屋さんなのです。「やった!到着!はやくお風呂入りたい!」と、喜ぶまじくんに「今からこれをみんなで焚いて、お風呂沸かさないと入れないよ~。」と・・・。え?本当?(@Д@;)

続きは、次のぶろぐにて。

まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/

まいまい京都の過去の参加コースはブログ内検索にて


2 コメント

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面白いツアーですね。こういうのはどこで知るのかな? (iroha)
2011-05-23 00:45:49
今は銭湯も少なくなりましたね。うちの近くは今でも頑張ってるところがあります。一度行ってみようと思いながらなかなかいけなくて...潰れるまでには行かなくちゃ!
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irohaさんへ (まじくんママ)
2011-05-23 08:46:38
これは最近始めたツィッターで知りました~。
http://twitter.com/#!/majikunmama

銭湯、私は富山にいたときよく行ってたんですが
京都ではスーパー銭湯じゃない銭湯は初めてです。
面白かったで~す。
どんどん、減っているのが残念ですよね。
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