今日は、奈良国立博物館で行われている「第64回正倉院展」へ行ってきました。京都から奈良までは、近鉄利用で1時間足らず行くことができます。近鉄奈良駅から、ゆっくり歩いて10分で奈良国立博物館へつきます。
奈良公園周辺の紅葉がとてもきれいでした。今、真っ赤なのはナンキンハゼの木です。もみじも日の当たる木は紅葉していました。
正倉院宝庫に伝わる宝物は約9000件、宝物の中核というべき存在は、聖武天皇が亡くなった四十九日目である756年に光明皇后が東大寺大仏に献納した聖武天皇の御遺愛品です。その他に、752年に行われた大仏開眼会で、貴族や皇族たちが献納した品などもあります。正倉院展は、昭和21年(1946)始まりました。宝物の虫干しの時期に開封、この期間に合わせて展示が行われます。*10:00前に到着したら、15分待ちでスムーズに入ることができました。待ち時間はこちらで確認できます。【サイト】
今回の目玉出陳は「瑠璃杯(るりのつき)」です。鮮やかなコバルトブルーのガラスの杯で、土台は金属です。ガラス部分はペルシャ(今のイラン周辺)付近で作られ、足は朝鮮半島の製品と考えられているようです。深い海の様な青い杯は大人気で、ガラスケースの1列目で間近に見る場合は30分待ちでした。*2列でも十分見れます。(間近ではないけど)そのほかに、ガラス製のきれいな双六子(すごろくし)もたくさん展示されていました。おはじきぐらいの大きさで、青、緑、黄などとてもカラフルでした。
展示を見た後、茶席でお抹茶を頂きました。(500円)花喰鳥の焼き印のおまんじゅうがついています。鳳凰などが花枝をくわえた模様で、ペルシャに起源がある模様で、正倉院御物にもたくさん使われています。
お土産に、碁石チョコレート【前ぶろぐ】をまじくんに頼まれてたのですが、今年は扱ってないそうです。残念~。
奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html
第64回正倉院展 10月27日(土)~11月12日(月) 観覧料金 大人:1,000円 大:700円 小中:400円 音声ガイド:500円(ジュニア向けもあります) 拝観所要時間:60分~90分
待ち時間は、例年、平日なら15~1時間待ち、土日祝なら1時間~2時間以上待ちだと思います。所要時間は音声ガイドを全部聞いて見て、その他もさっと見て60分~90分です。【前ぶろぐ 第63回 第62回 第61回 第60回 第59回】
隣接する「なら仏像館」も見てきました。(正倉院チケットで見れます)以前は写真撮影がOKのものもあったのですが、今はNGです。以前の様子は【前ぶろぐ】にて。右下写真:鹿さん、新聞食べてる・・・。
【おまけ】正倉院展を楽しんだ後、近くの釜めし「志津香」さんで、ランチを頂きました。いつも行列ができていて、気になってたお店です。11:00頃並んで、ラッキーにも一巡目の最後の組に滑り込んだものの・・・結局食べ始めたのは12:00・・・1時間かかりました。(^^;)
実は、今回はirohaさんと同行でした。奈良特製釜めし、七種の具に卵がのっています。(1,207円)、栗釜めし(1,260円)です。
定食などもありますが、単品で十分かも。ご飯茶碗3杯分あります。載せた卵が固まり、おこげが香ばしい3杯目がおいしかったです。^^
1時間待って、おなかペコペコで待ちましたが、茶碗3杯食べるのが結構大変でした。私たちが食べ終わって店を出たら、さらに行列が伸びていました~。
釜飯美味しそう!しかし1時間待ち、さらにも…;;
この画像見て、田舎の横川の釜飯を思い出しました☆
やっぱ、疲れてますね、私たち。^^;
釜飯、横川のよりあっさりめの味でした。
待ち時間が長かった・・・。